中秋の名月。

朝3時
すでに13日は過ぎていたが

仕事帰り
息子をママチャリに乗せて
2人で見上げた
丸くて輝かしい最高の月。

みんなが
健康で 幸せでありますように…

そんな願いを込めた
今年のこの月の光を
私は一生忘れまい…。

🌕🚲🌕🚲🌕🚲🌕🚲


美談はさておき。


ブログにも載せた話題だが
昨日おとつい卵にあたって
死ぬほど苦しんだあたしは

本日
店から息子を託児所に迎えに 
行くまでの道中



月見と聞くだけでも
身の毛のよだつ思いがし

せっかくのめでたい月日和も
なんともかんともであった。



月を見上げるより
下を向いて
ヨタヨタと帰路をたどるあたし。


しかし
上空とは対照的に
下には下の世界が
 なんとも隠微に繰り広げられていた。



こんな夜中に
こんなイヤラシイ匂いを
プンプンさせおって!

色々
思い出すやないかい‼️



仕事帰りの
いつもの銀杏並木には
チラホラとギンナンの実が
一部落ち始めている。

というか
この涼しくなったり暑くなったり
気ちがいのような
気候のせいで

狂い咲きならぬ
狂い落ちをしているようだ。

無惨にも
踏み潰された生の実は
怪しげな汁を垂れ流しながら
喘ぎ続けている…


息絶え絶えにはなりながらも
 
最高の月夜がプロデュースする
ドラマティックな輝きに
照らし出されながら

最後まで
エッチな色香を放ち続ける
ギンナンの実。

それを眺めながら

死ぬ間際まで
セクシーな妖気を漂わせながら
生きたいものだ、なんて
思ったりしてみた。


まあ

そういうあたしの
イヤラシイ憂いをよそに


やっと
託児所に着くと


早速先生が
あたしの疲れを
飛ばすかのように見せてくれた1枚の絵。

息子が描いた
絵を見て思わずクスッと笑ってしまった。


タコが歌を唄っている
カラオケしているのだ。🐙🎤

こんなパーチクリンな母親の下に
いながらも
まともに育っている気がして
なんだかホッとした。


🌕🌕🌕🌕🌕🌕


家に帰り着き
ホッとして再びこの絵をジーッと
見つめると

ママ
色々考えなくていいんだよ、
と言われている気がして

思わず
息子の寝顔にチュウ💋をした。


可愛すぎる。
食べたくなる。

さあ
あたしは母親だ。

がんばらないと。

地球の裏側にある海の
上の方にいる娘も
おかげ様で元気にしている。

こんなバカな女が
2人の人間の母になれていることが
奇跡のなにものでもない。

あまりにもバカなんで
この人の下なら自由にできそうだな、
と判断して

幼い魂が
あたしのお腹に宿ったとしか
思えない快挙だ。

まあいい😑

バカでもなんでも
母は母。

パーチクリンでもなんでも
とりあえず
女は女。

どちらにも偏らずに
整合性を保ちながら
真ん中に石灰の白線を引き
その上をうまく歩いていきたい。

石灰だからすぐ消える。
線引きの具合に
絶対的な責任をもたないでいいことが
気に入っている。


いつかは
母でなくとも
女でなくとも
かまわない日が来る。

さて、そんときは
なんになるか。

そう、その時こそ
あたしが前から言っている
両性を持つミミズになれる時だ。


人生
その気になれば
何度でも何にでも
なれるはず。

楽しみだなー。


あたしを
ミミズにしてください。


台所の小さな窓から見える
中秋の名月に

もう一度
そっとつぶやいたひとみンでありました。



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