いろんな興行が中止になりながら、ちょっと先の予定は随時発表される。事態がどんどん悪くなってる今となっては、「これも中止になるんだろうな〜」と悲しい気持ちになる。先日宝塚雪組公演をCSで生放送したけど、今後はそういう方法でやるしかないのかも。

この先の見えない感じ、じわじわと生活が侵されていく感じ、戦中はこんな感じだったのかと想像する。戦争は人災だけど、今の国の対応を見てると、そういう部分もあるなと思うし。



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「幽霊刑事」読みました

我が地元には「珠城の女」はいないらしい。珠城りょう氏主演のバウ公演の原作「幽霊刑事」を地元の図書館で予約したら、すぐに手元にやってきた。

幽霊刑事 (講談社文庫)
有栖川有栖
講談社
2016-03-25


文庫版で2センチほど、ミステリーとしてはやや厚みがあった。ただ……本の厚みと内容の厚みは比例してないような。有栖川有栖氏の作品は初めてだったが、内容に引き込まれない、引き込まれない。何度寝落ちしそうになったか。原案は犯人当てイベントの推理劇として書かれたものらしい。


ほぼ映画「ゴースト」

この作品の1番の特徴は「主人公が幽霊」ということ。作中でも触れられているが、ほぼ映画「ゴースト」と同じ設定である。幽霊の言葉が聞こえる人間がひとりだけいる、事件解決とともに幽霊が消えるというのも一緒。

ゴースト/ニューヨークの幻 (字幕版)
ヴィンセント・スキャヴェリ
2013-11-26


もともと推理劇だったせいか、登場人物が無闇に多くない。都合3人の死者が出ているのだが、全員が同じ警察署内の人間で自ずと人間関係が絞られている。人物描写にユーモアがあり、その辺が原作として選ばれた理由なのだろうか?でも同じようなテイストなら、赤川次郎氏の作品とかいろいろあっただろうに。

名探偵はひとりぼっち (角川文庫)
赤川 次郎
KADOKAWA
2012-10-16

↑実際この作品が、1984年花組の本公演として上演されている。


登場人物

キャスト予想……といいたいところだけど、誰がこっち組なのかわからないからな〜。とりあえず登場人物をまとめてみよう。

【巴東署の関係者】
神崎達也:刑事・経堂に殺されて幽霊になる
早川敦(原作では篤):刑事・イタコの孫で霊感があり、神崎が見えるし話もできる唯一の人物
森須磨子:刑事・神崎の婚約者・射撃の名手
経堂芳郎:課長・神崎殺害の実行犯
経堂の妻:一時期新田と不倫関係にあった
佐山潤一:刑事・ガンマニア
毬村正人:主任・実家が資産家
漆原夏美:係長・警部補・凄みのあるセクシー美女
新田克彦:刑事・神崎が巴東署に赴任する前に殺されている

主人公の神崎は珠城りょう氏として、相方となる早川を誰がやるのか、それが問題だ。主人公が会話できるのは早川だけなので、月組「ルパン」の逆バージョンみたいな感じになるのかなと想像する。輝月ゆうま氏ファンとしては、「「ルパン」の新人公演を再び!」な感じで、まゆぽんに早川をやってほしいところ。

地味に気になるのは、漆原という美女を誰がやるのか。さちか姉さんにやってほしいけど、彼女は全国ツアーで地元北海道に行かねばならんしな。晴音アキちゃんでもいいかも!

どっちにしろ、無事に上演されることを祈る。

 




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