メルカリでなかなか売れなかった本が相次いで売れる。実感として「いいね」がついたものは、すぐにでなくても最終的に売れることが多い。なので「一定期間売れなければ古本屋」がなかなか実行できずにいる。

反対にジモティは、すぐに問い合わせがこなければ大抵売れない。「お気に入り」だけが増えていくだけ、というものもある。……ローテーブル、売れてくれ~。




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伝統というけれど?

全然読み進まない本を、歯を食いしばりつつ?読んでいる。多分月組次々回公演の予習のために予約した本だと思うのだけど、お目当ての人物が全然出てこない。


 
この本のテーマは「公卿の地と思われている京都だが、その成り立ちには武士が深く関わっていた」である。伝統的と言われる事物も、もとを辿ると現在と異なる形で成立したというのはよくある話(現在女人禁制の歌舞伎はもともと女性が始めたとか)。「既成概念を言い訳に思考停止」はいかんよね、と改めて思う。



歴史の授業
 
私は暗記教科全般が苦手だったので、日本史も世界史も嫌いだった。大人になって歴史ものの読み物に触れるたびに、「こういうダイナミズムを掴める授業であったら」と思うが、それは無理な注文というものか。学校教育の限られた時間割の中で、広大な学問の世界を適切に伝えるのは難しい。

「学校で勉強したことなんて、大人になったら使わない」というのは、ある面真実である。無理矢理覚えたあれこれも、今はさっぱり覚えてない。ただ「なんとなく聞いたことある」といううろ覚えの知識も、意外と大事とも思う。大雑把な土地勘のような役割をしてくれる気がするから。

長期記憶の保管力が乏しい私だが、今になって学校時代チンプンカンプンだった歴史上の出来事を、もう少し明確な輪郭をもって上書きしている。「保元の乱、平治の乱とは、このようなダイナミズムの只中にあったのか」というスッキリ感、なかなか悪くない。




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