TVアニメ『呪術廻戦』にキャラクターデザインなどで参加しております。
第1弾PV 演出を担当いたしました。
お楽しみに!
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自民党総裁選挙がおこなわれ、菅義偉氏が新しい総裁に選ばれました。
総理大臣の決定はあさってだそうですが、菅氏が総理になるのは間違いありません。
さて、今回の総裁選。足場となる派閥の人数はこのようになっていました。
https://mainichi.jp/articles/20200909/kei/00s/00s/008000c
菅氏:264人
岸田氏:47人
石破氏:19人
他無所属
投開票の結果は
https://www.huffingtonpost.jp/entry/sousaisen_jp_5f5efa25c5b62874bc1f0474
菅氏:377人
岸田氏:89人
石破氏:26人
でした。(国会議員票のみ)
地方議員票では石破氏が岸田氏を上回りました。しかし、石破氏は推薦に必要な20人に6人しか上乗せできなかった。派閥に属さない国会議員のほとんどが菅氏に投票したことになります。
さてさて
石破氏は積極的とは言い難かったものの、三者で唯一消費減税に言及し、他の納税免除など税負担軽減策も示していました。
岸田氏は「苦労して上げた消費税率を下げるべきではない」と明言していた。
菅氏の発言はブレましたが「消費増税が必要だ」という立場を崩さなかった。増税を、です。
コロナ禍以前より、自民党には財政拡大と消費税率ゼロ%を求めてきた若手議員がおりました。安藤裕議員を中心とする「日本の未来を考える勉強会」は議連となってメンバーは30人ほどいたはずです。同じく消費減税を提言した参議院議員の青山繁晴氏などのグループもあった。合わせれば60から80人の自民党議員が、唯一消費減税を発言した石破氏に投票してもおかしくなかったはずだが、石破派以外は7人だけ。
消費減税さらに廃止を真剣に訴える自民党政治家はどこに消えたのだろう。
総裁選は誰が誰に投票したかわかりません。加えて党内の選挙であって、投票する議員は新総裁に何を求めるか国民に向けて発言を求められてもいない。
そんなクローズドな選挙で、ほとんどの議員が意思を示さなかった。
財政拡大や消費減税を訴える候補がいないなら、俺が出る!という議員は誰もいなかった。
次の衆院選挙が思いやられますね。
菅義偉氏はとりわけ人事にうるさく、異論を述べる官僚は移動・更迭されたという。
石破氏に投票した議員はあぶり出されて冷遇されるだろう。自民党の選挙公約は政府にピッタリ従うものになるだろう。出馬した候補者は党の選挙公約と違うことは言えなくなるだろう。普段から財政拡大や消費減税を、あまつさえ消費税廃止を求めていようものなら公認されない可能性すらある。
そんな圧力に抗って主張できる政治家はほぼ誰もいないことがはっきりしたのです。
どうすりゃいいんでしょうね。
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