10月7日、
誤嚥性肺炎のため東京都内の自宅で死去していた
大作曲家・筒美京平。
その実績はとにかくすさまじい。
JASRACの作品データベース検索で調べると
信託楽曲は2700曲以上。
ヒット曲の数々は、
それこそ枚挙にいとまがない。
筒美京平作曲の歴代ベスト10は
1 魅せられて ジュディ・オング
2 スニーカーぶる〜す 近藤真彦
3 ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ
4 また逢う日まで 尾崎紀世彦
5 ロマンス 岩崎宏美
6 木綿のハンカチーフ 太田裕美
7 ギンギラギンにさりげなく 近藤真彦
8 人魚 NOKKO
9 やめないで,PURE KinKi Kids
10 ブルージーンズメモリー 近藤真彦
これは売上枚数ベースの順位なんだけど、
人々の認識としては
もっともっとポピュラーな曲が山ほどある。
日本における作曲家総売上枚数で見ると、
1 筒美京平
2 小室哲哉
3 織田哲郎
4 桑田佳祐
5 つんく
筒美京平が歴代トップ。
ちなみに、データ的には少し古いんだけど
作詞家で見た場合、
1 秋元康
2 阿久悠
3 松本隆
4 小室哲哉
5 つんく
これは秋元康がぶっちぎりのトップ。
まあ、AKBと坂道でガッツリ稼いでいる。
このデータから見ると、
小室哲哉とつんくって
すごいんだなってのがよくわかる。
下衆な見方をすると、
どれだけ印税が入って来てるのかって。
これは“片肺”の秋元康が
桁違いなんで圧勝ではあるんだけどね。
さらに見ていくと、
小室哲哉の場合は、
編曲家としても歴代1位って
とんでもない記録の持ち主。
我々は
つんく先生を
もっと尊敬しなきゃいけないね。
今後、順位に変動があるとしても
たぶん日本のベスト10から落ちることはないんじゃないかな。
それだけ偉大なソングライター。
最近のつんくについて
いろいろ意見はあるんだろうけど、
少なくとも“実績”って部分ではリスペクトは必要なはず。
もちろん、過去の栄光にすがってちゃカッコ悪いんだけどね。
昔好きだったアイドルも
筒美京平の曲、いっぱい歌ってたよね。
何とも残念なことで…。