今年もお世話になりました~泣いても笑っても同じ一生なら、笑って前に進みましょう~ | 普門院だより~アメブロ版~

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皆様、ご無沙汰しておりますが、お変わりございませんか?
 本当にご無沙汰という言葉を使うのもお恥ずかしいほど、長らく更新できませんでした。
 申し訳ありません。
 今年も残すところあと一週間ほどになり、何かと慌ただしい年の瀬となりましたね。
 私事ですが、今日は夕方、修行に高野山にいっている息子が帰省致しました。
 家族というのはやはり全員揃ってこそで、今日は久しぶりに家族七人が勢揃いした食卓になり、私も嬉しく思っています。
 そこで、今年一年も終わりということで、四季をへたくそなポエムで表現してみました。
 
 

「四季・色いろ」

 

春は桜

桜花(はな)の散りゆく頃 
はんなりとした薄紅色
盛りも良いけれど満開の花が心ない風にちらちらと散り始め
眩しい緑の葉桜がちらほらと見え隠れするのが好き

 

 

夏は清流 氷
陽差しが日ごとに強くなる季節は涼しげな浅葱色
せせらぎがさらさらと音を立て流れる音
色鮮やかな一輪の花を透明な氷に閉じ込めてみる
かき氷をサクサクと小気味良い音で崩しながら食べるのが良い

 

秋は紅葉
真夏の太陽がちょっぴりだけ恋しくなる季節
山々が纏うあでやかな衣は深紅
澄んだ大気に山々がくっきりと立ち上がって見える
もみじ狩りは人がたくさん集まる名所よりは
人気のない ひっそりとした公園が心ゆくまで楽しめる

 

 

冬は雪
凍てつく空気がピンと張り詰めた静寂を孕む
天に向かって細く溶けてゆく儚い吐息は真白
秋の深紅から純白の衣に着替えた山はまるで花嫁のお色直し

四季の終わりは白
季節がゆっくりとうつろい 年の瀬を迎え
また新たな一年の季が始まる

 

 

 

 


    季節ごとに私がイメージする色で四季を表現したというわけです。
  今年は天皇陛下の代替わりという節目の年となり、元号も令和と改元された記念すべき年となりました。
  平凡な自分の日々なりに、色々と山あり谷ありの一年ではありましたが、こうしてまた無事、年の瀬を迎えられたことを心から御仏に感謝しております。
  泣いても笑っても同じ一生なら、明るく未来に希望を持って進んでいった方が人生は百倍愉しいと思います。
 どうぞ皆様も笑顔で年の瀬、お正月をお迎え下さいませ。

 

                          合掌