良識を持った行動が他人だけでなく、自分自身を大切にすることに繋がります。 | 普門院だより~アメブロ版~

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この夏やりたい3つのこと

 

みんなの投稿を見るやりたいことを書く

 

大変ご無沙汰しております。

 

 こまめに更新しなければならないと思いつつ、気がつけば月日だけが流れていたという案配です。

 

 皆様、お変わりございませんでしょうか?

 

 さて、昨日、当院から総代様宛てで今年の夏祭・水祭についてのご案内を送付させて頂きました。

 

 詳細は次の記事に掲げますので、そちらをご覧頂ければと思います。

 

 それにしても、コロナウィルスの猛威はとどまるところを知らないですね。

 

 

 最初に中国で感染された方が出たという話を聞いたときは、まさかここまで事態が深刻になるとは

 

 想像もしておりませんでした。

 

 健康被害だけではありません、コロナは様々な影響を人々に与えています。

 

 まずは経済的ダメージも計り知れないのではないでしょうか。

 

 コロナ不況の煽りで倒産した会社、職を失った方もおられるでしょう。

 

 また、知り合いの中にも、コロナが猛威をふるう中で

 

 ー敢えて危険を冒して仕事を続けたくない。

 

 と、この際だからと店じまいを決断された方もおられます。

 

 これもやはり、コロナの弊害であり、コロナのせいで人生が変わった例といえるのではないでしょうか。

 

 私も緊急事態宣言が出てからというもの、家に引きこもる日々の中、

 

 生命の重み、生きるということについて改めて考えさせられました。

 

 ご飯を食べ、呼吸をする。バスや電車に乗って近くのデパートに行き買い物をする。

 

 ごく当たり前の行為であり、特に目新しいことでもなく特別でもない日々のちょっとした行動さえもが

 

 コロナウィルスの前では制限せざるを得なくなり、できなくなりました。

 

 もしかしたら、今までの価値観は根底からひっくり返ろうとしているのかもしれません。

 

 当たり前にできると信じていたことが「当たり前」ではなく特別ことになりました。

 

 ですが、大切なことに気づけたというのもある意味では幸せなことかもしれません。

 

 「当たり前ではない」ことを「当たり前」だと思っていた今までの自分が何と愚かであり、傲慢であったかと

 

 気づけたのですから。

 

 五月下旬、長かった緊急事態宣言が解除されました。

 

 世の中は少しずつ以前の動きを取り戻しているかに見えます。

 

 しかしながら、収束に向かうかに見えたコロナウィルスはまた感染者の増加や一部の地域でのクラスター発生など

 

 大変厳しく、再度の被害拡大の可能性もないとはいえません。

 

 このようなことを申し上げて良いものか判りませんが、

 

 お仕事での外出というならともかく、何故、緊急事態宣言が解除されたからといって

 

 すぐに歓楽街に出たりするのか、、、、

 

 私には理解できません。

 

 外出しなかったからといって、必ずしも感染の危険を100パーセント防げるわけではありません。

 

 しかし、たったの1パーセントでも下げることはできます。

 

 お一人お一人が今こそ、しっかりとした自制心を持って

 

 不必要な外出はできるだけ避けるべき時期ではないでしょうか。

 

 良識を持った行動が結局、他人だけでなく自分自身をも大切にすることにつながると思うのです。