戸建賃貸 都会派VS地方派
日曜と言えどもビンボー暇なし不動産屋は駆けずり回っておりました。
そんな合間を縫って、変態系DIYリノベラーのガクさんの戸建が数年越しで完成したということで30分間ほどでしたが拝見してきました。
延床面積40㎡台ということで相当小さな戸建をイメージしていましたが、案外狭さは感じなかったです。
これは天井を抜いて高さを稼いだこと、廊下が少ないこと、部屋の配置が巧みであること、などが理由かと。
これだけカッコよく、ちゃんと作ってあれば12万くらいの賃料は取れそうです。
これ、地方でやったらどうなるか。
まず地方戸建だとたいがい5万くらいが相場です。
ガクさん物件と同じ利回りを得ようと思ったら、250万かそれ以下くらいで仕込み、ほぼDIYでやるかんじかな。
「地方で200万円台の戸建ならそんなに苦労せずに探せるでしょ」と思われるかもしれません。
確かにそう。でも大きさが変わるよね。
地方だとカースペースは必須。かなりの地方であれば2台分は欲しい。
家だって40㎡なんて家だと思われないので80㎡以上はないと厳しいと思います。
問題はこれをDIYでやれるか、ってことです。
40㎡台なら床板を剥がして根太を組み直すところからやれないことはないでしょう。
でも80㎡超の家を全部ひとりDIYで、しかもガクさんレベルに仕上げるって普通じゃ無理だから。
当然材料費だってかさんでくるし。
都内だと戸建でも40㎡後半であれば家賃10万以上のマンションと競合できます。
リフォーム費用のことまで勘案すると、地方で250万で大き目の家を買ってDIYするよりも都内で小ぶりの物件買って直す方が同じ利回りを得るなら効率は良い気がします。
地方の戸建賃貸のそういう弱点を今売り出し中の若手さんは打ち破ってますね。
破格の低価格で仕入れ、仲間で助け合って大きな家をDIYで仕上げてしまう。
コミュ力も必要とされますけど、非常にユニークなムーブメントだと思います。
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