コロナ融資で不動産を買おう(違)
週末に右ミドルキックの練習をしまくってたら、足の甲が亀の甲羅を貼り付けたように腫れあがって靴が履けなくなったでん兄です。
でもこの試練を乗り越えればいつの日か人間凶器になれるに違いない。
さて、世間の一部ではコロナ融資のお金がジャブジャブ状態で1000万くらいのものが売れまくっていると聞きます。
不動産分野では戸建や区分が売れているのは周知の事実。
しかしこれは非常に危ういと思います。
「コロナ融資は不動産を買うためのお金ではない」という正論は置いといて、そもそも不動産を買う資金に向いてないと思います。
借りている人は1000万以下くらいを5~10年の返済期限かと。
仮に1000万を7年・0.3%と仮定した場合、毎月の返済額は約12万円。
不動産で1000万の物件で毎月12万円以上の賃料を得ようと思ったら表面利回り14.4%以上。実際には購入時と維持費で経費が発生するから16%以上の物件を買わないとマイナスキャッシュフローになります。リフォームが必要な物件ならリフォーム代とその期間の空室ロスがあるから20%でも足りないでしょう。イケイケの投資家さんはともかくとして普通の感覚では難しい話です。
ようするにお金の性格からして不動産投資に使うには向いていないと思います。
コロナ融資全額を投じて物件を買ってマイナス分補填を続けられなくなる人が必ずすぐに出てくると思います。現金買いの抵当権無しなので物件を担保におカネを借りる、ようするにコロナ融資の借り換えが話題になる時が来ると思いますが、はたして民間金融機関がコロナ融資で買った不動産にどれほどのお金を貸してくれるでしょうかね。うまくいけば返済期限が延長出来て回るようになるかもしれませんが。
しかし不動産投資のように多少でも利益を生むものにコロナ融資を投じる人はまだマシかもしれません。高級中古車などの売れ行きも良いと聞きますが、手元に多少のお金が入ったからと言って、お金を生まないどころか維持費垂れ流しのクルマなんか買ってしまう人ってホントに返済する気があるのでしょうか。コロナ融資はめちゃくちゃ焦げ付くんだろうな。そしてその補填はまじめに納税している我々に増税というカタチで回ってくる。。。フザケンナ!
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