時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

終電を乗り過ごした深夜

2019年08月14日 | 日々の、あれこれ

以前テレビで、終電を乗り過ごした人が終点まで行ってしまった場合の「救済バス」のことを紹介していた。

乗る駅から、自身が降りる駅までそこそこの距離があって、なおかつ電車の中で座れると、つい眠ってしまい、自分の降りる駅で降りそびれることはあるものだ。

 

私にもそういう経験は何度かある。

私の場合、酔っ払って電車の中で眠ってしまって乗り過ごすことより、疲れで眠ってしまって、自身の降りる駅で降りそこなったことの方が多い。

 

ある時・・もうずいぶん前のことだが・・・仕事が終わるのが夜遅くなってしまって、電車に乗って帰る時、不覚にも途中駅で眠ってしまった。

電車がどの駅に着いたあたりで自分が眠ってしまったかは、覚えていた。

で、やがて眠りから醒めた。

すると・・・なんと、眠ってしまった駅と同じ駅に電車は着いていた。

時計をみると、1時間以上経過していた。

一瞬、狐につままれたような気分になったが、すぐに事態を理解した。

 

つまり・・ある駅で眠ってしまい、電車は一度終点まで辿りつき、その後その電車は再び戻ってきて、私は自分が眠りにおちた駅でまた目覚めた・・というわけだ。

終点駅では電車はしばらく停車しているものだ。その間、私は停車している電車の中でずっと眠っていたことになる。

おそらく、終点で停車してる時、降りる人や乗りこんでくる人に見られていたんじゃないかなあ。

特に、乗り込んできた人は、席で眠り続けている私を見て、どんなことを思っていただろう。そんな光景を想像すると、ちょっと恥ずかしい(笑)。

 

ともかく、電車内で眠りに落ちて、目覚めたらまた同じ駅に電車がいて、しかも時間が1時間以上経過していたわけだから、参った。

さらに、もう私の目指す駅へいく・・・いわゆる「のぼり電車」はもうなかった。

そしてもっと悪いことに、私の目覚めた駅は、他の電車への乗り換えはない駅。

深夜なので、バスももうない。

 

こうなると・・・タクシーを使って帰るしかなかった。

 

自宅のある駅まではけっこう距離があったので、タクシー代は8000円以上かかってしまった。

とんだ出費だった・・。

 

 

また、これとは別の「乗り過ごし」も私にはあった。

電車の中で、疲れで眠ってしまい、私は自分の降りる駅の3つ前あたりの駅で眠ってしまった。

で、目覚めたら、そこは自分の降りる駅の一つ先の駅であった。

仕方ないから1駅分戻ることにして、反対側のホームの電車に乗ったら・・・また眠ってしまった。目が覚めたら、今度は私が降りる駅の二つ先の駅まで戻ってしまっていた・・。

 

いったいいつになったら私は自分の降りるべき駅にたどり着けるのだろう・・・と思った。

 

こうなったらもう意地でも眠らないぞ・・・と思い、席は空いてたが席には座らず、立っていた。2駅分でしかなかったから。

さすがに立ったままだと居眠りできない。立ったままでウトウトすると、膝がガクンと落ち、目が覚める。

かくして、やっとの思いで、自分の降りる駅にたどり着いた。

まあでも、これなどはまだそんな遅い時間じゃなかったから、まだよかった。

やはり、前例で書いたような、寝過ごして終電がなくなってしまった時に、仕方なくタクシーで帰るはめになるのは・・辛い。

 

なので・・ここで話は冒頭部に戻るが、寝過ごした人のための「救済バス」があるとはいうのは助かると思う。

テレビでその「救済バス」が紹介された時、かなり利用者は多く、座り切れずに立っている乗客もいた。

つまり・・終電の中で寝過ごしてしまう人というのは、けっこういるということだ。

 

ただ・・その「救済バス」があるのは、ある程度の大きさのある駅。

あまりに寂れた駅だと、さすがにそういうバスを用意するわけにもいかないのだろうね。

 

 

ちなみに・・・その「救済バス」の中でも眠ってしまう人はいた(笑)。

もともと眠くて眠ってしまって乗り過ごした人ばかりが乗っているわけだから、それもしょうがないといえばしょうがないのだが、これではきりがないやね(笑)。

 

こうなると・・・乗り過ごし防止のための何かのアイテムでもあればいいのに・・・などと思ってしまう。

1駅辿り着くたびに振動がくるアイテムとか。

あるいは、電車内の座席がそういう機能を備えているとか。

眠る人は座席に座っている人だからこそ、それも可能であろう。

ただ・・・そうなると、座席をそういう座席に代えたり、あるいは現行の座席にそういう機能を備えされたりすると、そこでまた出費は発生するはず。

その出費で、電車賃があがるようになっても・・それはそれで困る・・。

 

それに・・ちょっとぐらいの振動だと、泥酔して眠ってしまっている人などは気づかなかったりもするだろう。

 

そうなると・・駅に仮眠室を設置するしかない?

だが、そんな設備を用意したら、乗客以外の人も利用しそうではある・・。

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2019-08-14 11:28:52
私も、東京にいて、終電ギリギリになった時、救済バスを利用したくなったことがあります。


しかし、救済バスが発車しているのは、私がいる現地から、ちょっと距離がある大型な駅でした。


その救済バスに乗れば、何と私の地元最寄り駅まで行ってくれるので、電車を利用するより楽ですね。


但し帰宅するのに必要な電車代なら千円未満ですが、救済バスを利用すると二千円以上…。


意外と高く、そして私がよく遊びに行く都内某所からも救済バス発車地点は少し遠いので、今まで利用したことがありません。


ところで私も、東京で夜勤していた頃、帰宅時、電車で千葉方面に向かっていたのに、目覚めたら「北八王子駅」だったことがあります!

あまりに真逆の方向で、千葉方面から、さらに遠距離に…。


私の場合、「夜勤明け、朝の電車」ということもあり、だんぞうさんのように夜間では無かったので、「電車が無くなり、(タクシー以外に)帰宅できる術が無い」訳ではなかったので、事なきを得ましたけどね。


今でも「北八王子駅から見た秋の青空」は憶えています(笑)
Unknown (だんぞう)
2019-08-14 16:11:55
やはり救済バスは少し高いんですね。
私は利用したことがないので、運賃までは気づきませんでした。
考えてみれは、特殊な便ですから、仕方ないのかもですね。

それにしても、千葉方面に向かったバスか電車が、気がつけば八王子方面ってのは、、、一体どんなルートだったんでしょう。
一度千葉についた後に折り返したとしか、、、。
かなり長い間眠ってたことになりますなあ。

夜間だったら大変だったでしょうね、きっと。
タクシー使ったら、いくらかかるやら、、、。
事の真相 (鮎川愛)
2019-08-14 17:35:14
中央線で新宿駅から御茶ノ水駅まで行き、そこから各駅停車・千葉行きに乗り換えるはずでした。


しかし、あまりに爆睡してしまい、御茶ノ水駅で降りられず、終点・東京駅でも爆睡したままだったのです。

私も、今思うと、寝ている姿をたくさんの乗客に見られて恥ずかしかったですね(笑)

それにしても終点に到着したら、駅員や車掌が全車両巡回して、寝ている乗客は起こすべきですよね。


夜間なら、なおさら…。

そして始発・東京駅から再び新宿駅方面まで戻ってしまい、やっと目覚めたのは北八王子駅という有り様でした…(泣)

朝の電車とは言え、北八王子駅から改めて新宿駅・御茶ノ水駅方面まで戻る道は、果てしなく遠く感じました。


これが夜中12時過ぎだったら、北八王子駅で、已む無く下車して、カラオケかネットカフェに入って一晩過ごしたでしょうね。


さすがにタクシーで八王子方面から千葉県船橋方面は…。

お互いに、これからも気をつけましょうね(笑)
Unknown (だんぞう)
2019-08-14 20:12:31
なるほど、やはり寝てる間に電車は終点まで行って折り返してしまったんですね。
私と同じ(笑)。

終点駅に着いても寝てる客がいたら、起こしそうなもんですが、そうでもないんですね。

八王子から千葉までタクシーで戻ったら、一体いくらになるやら、、、。
カラオケかネットカフェで始発を待ったほうが得策です。

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