時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

借り手が中々見つからない「テナント募集」

2020年11月27日 | 日々の、あれこれ

 

 

我が家の近くに、新しいビルがある。

4階建てのようだ。

それぞれの階の部屋はかなりの部分がガラス張りになっており、「テナント募集」の張り紙が建物の入口近くに貼られている。

だが、せっかく新しいビルを建てたのに、いっこうに借り手がつく気配がない。

 

このビルの建築計画は、コロナ前に立てられたのだろう。

まさかその後、コロナがこんなに蔓延して、あちこちのお店が閉店していくことになろうとは、思ってもいなかっただろう。

家賃収入を見込んでそれなりのビルを建てたはいいが、いざ完成したら、コロナ不況・・。

 

コロナによる不況で、多くの店で客足が遠のき、収益があがらず、それでも家賃の支払いは従来通り・・・ということで、家賃を払いきれなくなって閉店していってる店は多い。

そう、コロナの蔓延で、お店にとっては家賃の支払いという問題が深刻な問題になっている。

テレワークの浸透と共に、今ではあえて事務所を設けなくなったり、あるいは事務所がどうしても必要でも必要最低限の小さな事務所にする会社は増えているという。

大きなテナントは借りないで。

小さな事務所なら、大きな事務所よりも家賃が安いからね。

 

なので、借り手にとってのコロナ減収だけではなく、大きな不動産を持ってる大家にとってもコロナ減収は避けられていない状況だろう。

 

私の家の近くの新たなビルの「テナント募集」の張り紙が剥がれるのは・・いつになることやら。

 

そういえば・・・以前私が利用していた「蕎麦屋」があった。

その店はかなり長い歴史のある店らしかった。

だが、コロナが蔓延し始めた2020年の3月で閉店してしまい、その後そのテナントには未だに借り手はついていない。

というか、借り手がつきそうな気配は・・ない。

 

よく家賃の負担問題がコロナ禍の中で問題になるが、大家としては家賃を一時的に下げてでも、店に残ってもらったほうがいいんじゃないか・・・と思えることがある。

家賃が払えなくなって店が閉店して、空きテナントになった場合、すぐにそのテナントがまた埋まるとは限らないし、埋まらない間は大家にとってはそのぶんの収入がないわけだから。

それにくらべたら、コロナ禍の期間は多少家賃を下げてでも、店に残ってもらったほうが・・・。

店によっては、どうしてもその場所で商売を続けたい店主だっていると思うし。家賃への救済措置がないと、家賃が払えなくなって店を閉めるケースはあるはず。

 

そして、その場合、大家に課せられている固定資産税への配慮なども必要なのではないか・・・。

固定資産税への救済措置がないと、大家としては不動産の借り手に通常の家賃を求めざるをえなくなるだろうし。

 

コロナ不況で収入が減った人には、固定資産税の救済策も助かるはずだと思うのだが・・。

 

このコロナ状況というのは、数十年に一度の非常時なのだから。

それこそ、戦時下みたいな非常時で。ただしこの場合、対戦相手はコロナで。

 

 

・・・・以上、素人なりの思いでした。

 

 


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