30年度常滑焼活用推進委員会の事業計画

 

  「平成30年度常滑焼活用推進事業」を下記のように決定しました。この事業は、大野谷文化圏活性化推進委員会の平成29年度【常滑焼活用体験事業】(もっと知ろう 常滑焼!)を受け継ぎ、常滑焼活用推進委員会の事業として行うものです。

  概要を紹介します。

 

Ⅰ【事業の趣旨】

 常滑窯は日本六古窯の一つで千年近い歴史をもち、中世常滑窯はその中でも最も大きい生産地でした。平成29年4月28日、文化庁より日本六古窯が「日本遺産」に認定され、その一つである常滑焼の注目度も上がりテレビや新聞等で頻繁に取り上げられています。このことにより「日本遺産」に係るストーリーの構成文化財であるやきもの散歩道をはじめ関連施設への来訪者が増加しています。
 この機会をとらえて、常滑焼の歴史や文化、やきものの魅力を知る機会を積極的に設け「また訪れたい常滑!」の情報発信を行い、常滑焼の普及を図り地域活性化の一助とするものです。

 

Ⅱ【事業の概要】

  1 常滑焼急須の企画展示とやきもの散歩道工房めぐり

   (1) 日 時:平成30年9月20日(木)~9月25日(火) 9:00~17:00

   (2) 場  所:常滑市陶磁器会館、やきもの散歩道

   (3) 事業内容

     ・ 常滑焼の歴史
         江戸時代から現代までの常滑焼急須作品展示と解説パネルの掲示など
     ・ やきもの散歩道工房めぐり
       やきもの散歩道周辺の見どころ紹介など

 

  2 常滑焼を活用した煎茶の呈茶会(常滑焼まつり会場内)  

   (1) 日 時:平成30年10月13日(土)・14日(日)  10:00~15:00

   (2) 場  所:ボートレースとこなめ会場(2階)

   (3) 事業内容

     ・常滑焼で有名な朱泥急須・湯呑茶碗・菓子器などを使った煎茶の呈茶会を行い、多種多様なやきものを披露する。また、やきもの制作者の説明や作品に込められた想いを聴くことなどで、やきものへの関心を高め常滑焼の魅力を伝える。

 

  3 常滑焼を活用した立礼呈茶会(常滑焼まつり会場内)

   (1) 日 時:平成30年10月13日(土)・14日(日)  10:00~15:00

   (2) 場  所:ボートレースとこなめ会場(1階)

   (3) 事業内容

  ・常滑焼の抹茶茶碗、水指、建水、菓子器、香合、花入れなどを使って立礼呈茶会(椅子席の茶席)を行い、多種多様なやきものを披露する。また、やきもの制作者の説明や作品に込められた想いを聴くことなどで、やきものへの関心を高め常滑焼の魅力を伝える。