脳がどのようにして意識を発生させるのか、もっと言えば、この自分の頭蓋骨を開けたり、脳細胞を拡大して直接見たり、電気活動を可視化したりして、とにかく、自分自身の脳の活動を観察しながら、自分の感覚・思考などを比較してみても、それだけではわからないであろう。

脳細胞に染色液をふりかけても、活動電位をオシロスコープに表示しても、わからないであろう。

もしかしたら、テレビのように、脳細胞群から出る電磁波か何かを受信してモニターかホログラムかに映像として映し出せば、わかるかもしれない。しかし、これは映像だけであり、視覚だけだ。

思考は難しい。言語であったり、イメージだったりもするが、明確なものではないから。

科学的手法・道具・機械を使っても人間の意識をすべて客観的に完全に全体をあらわすことは難しく、うまくできても意識の一面しかあらわせないであろう。

また、意識自身も、自分で自分のことを全て把握しているわけではなく、たとえば、夢を見ているのに、覚えていなかったり、まったく感じていなかったり(夢は顕在意識が潜在意識の活動の一端を垣間見ているだけだから)、無意識に緊張していたり哀しくなったりする。。。

それではどうすればいいのか?

必要なところだけでも意識について明らかにしていくしかないか?

いや、全てを明らかにしたい・・・
これさえ出来れば・・・

 

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