80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

時は否応もなく、過ぎ去っていく。(その3)

2019年10月16日 06時40分10秒 | 考える
生まれてきてしまったものは、どうしようもない。
私には、このまま、生き続けていくだけしか能がない。

20151027日(火)
風強し。
青い空に、冬の風。

「皐月待つ 花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする」
何とも時季外れの和歌を思い出した。
多分、百人一首に入っているはずだ。

街に出たついでに、職安でパソコン検索。
良いのが見つかったと喜んだら、60歳まで・・・。
無論、良いのがあったとて、採用されるわけでもないが、それ以前の段階で、不採用決定というのは、さすがに落ち込む。

「年齢不詳とは言っても、70歳ではネェ~・・・。 いい加減、諦めたらどうよ。」
担当者の背中から、そんな声が聞こえてくる気がする。

70歳は、想定外・・・か。
・・・ム~~ッ !!
(それにしても、私、何ともあきらめの悪い爺さんである。)


現在、201910月・・・、とうとう、3ヶ月前(724日)に75歳になった !!
さすがにこの頃は職安通いはやめている。

だからというわけでもないが、最近(?)、酒を飲み始めた。
そのせいか、ずっと、頭がボーッとしている。
これでは、仕事は出来ない。

腰痛も、すっかり体に染みついてしまったらしい。

信念・・・この世に、絶対的に信じられる、信ずべきものなど存在するのだろうか?
この所、ず~~っと迷い、悩んでいる。
残り少ない人生を、何の信念もなく、ただ独り、何となく生きていくなぞ考えたくもない。

「誰かを幸せにするために」 伊集院 静
バカ犬はただイビキの音を上げ、しあわせそうに部屋の隅で夢を見ている。


私には誰もいない。
語り合う老いた猫すらも・・・。

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