体の姿勢の修正は、初期の頃は三輪先生が、手を添え教えてくださいます。
しかし、徐々に姿勢の修正は手から言葉へと変わっていきます。
外形はほとんど動かさず、言葉による意識操作により内部の感覚に効く修正となっていきます。
正直、ほぼ姿勢の変化はありませんが、がらりと雰囲気が変わっていきます。
最初は先生の手による修正で、器の形が整えられていきます。
器の形が整うと、器の中に何を充填するのかの修正に変わっていきます。
器の中身が何であるかは、外から一般の人が見ても全く分かりませんが、修正されている本人には濃厚にこの変化に気づきます。
形意拳が内家拳、内功の武術と言われる所以が徐々に理解できてきます。