日曜教室 | 名古屋孫式形意拳研究会(日本孫氏太極拳研究会 中京支部)

名古屋孫式形意拳研究会(日本孫氏太極拳研究会 中京支部)

名古屋市内で主に孫式形意拳の教授を行っています。

形意拳、近世三大名手の一人と言われる、孫禄堂先生の伝えられた孫式形意拳を一緒に学びませんか。

本日の練習内容。

 

まずは、準備を兼ねて体を整えます。

そして、基本の歩形、基本の蹴り、これらは技と言うより、体の基礎を作る意味合いが強いです。

 

孫式太極拳を一回通す。

何とか動作を間違えながらも97式を通せるようになりました。

 

孫式の套路から数式を抜き出し、詳細な説明を三輪先生から受けます。

摟膝拗歩、倒巻肱、雲手、単鞭、技としての使い方も説明をしていただきますが、どちらかと言うと、体の構造、動きの質的な物がメインになります。

 

単純な技の説明は、相手が こう来たら 、自分は このように 技を掛けるです。

相手が こう来たら それが分かれば苦労はしません。

ですから技自体の説明は、あくまで代表的な使用方法の一例でしかありません。

 

大切なのは、体をどのように使うか、孫家の拳に共通する原理、原則です。

技は違えど、同じ原理、原則が内包されます。

この原理、原則を守り動くことが体を練ることになります。

ある意味、最重要課題です。

形意拳をやった者には分かるかと思いますが、形意拳の要素が満載されていますので、全くと言っていいほど違和感を感じません。

最初に技があるのでは無く、原理原則が姿を変え技になっていますので、なんとなく格好だけを覚えてもほぼ意味はありません。

套路の順番を覚えるのは確かに第一歩ですが、順番通り自分勝手に動いては、ただのラジオ体操です。

身体の構造をとおして、体の使い方を学ばなくては伝統拳とは言えません。

 

最後は太極拳チームと八卦チームに分かれ練習。

 

自分はあいまいな単換掌(両儀)と双換掌(四象)を少し。

かなり動作自体が怪しい。

また三輪先生に教えを乞わなくてはと思っています。