本日の練習内容。
まずは、準備を兼ねて体を整えます。
そして、基本の歩形、基本の蹴り、これらは技と言うより、体の基礎を作る意味合いが強いです。
孫式太極拳を一回通す。
何とか動作を間違えながらも97式を通せるようになりました。
孫式の套路から数式を抜き出し、詳細な説明を三輪先生から受けます。
摟膝拗歩、倒巻肱、雲手、単鞭、技としての使い方も説明をしていただきますが、どちらかと言うと、体の構造、動きの質的な物がメインになります。
単純な技の説明は、相手が こう来たら 、自分は このように 技を掛けるです。
相手が こう来たら それが分かれば苦労はしません。
ですから技自体の説明は、あくまで代表的な使用方法の一例でしかありません。
大切なのは、体をどのように使うか、孫家の拳に共通する原理、原則です。
技は違えど、同じ原理、原則が内包されます。
この原理、原則を守り動くことが体を練ることになります。
ある意味、最重要課題です。
形意拳をやった者には分かるかと思いますが、形意拳の要素が満載されていますので、全くと言っていいほど違和感を感じません。
最初に技があるのでは無く、原理原則が姿を変え技になっていますので、なんとなく格好だけを覚えてもほぼ意味はありません。
套路の順番を覚えるのは確かに第一歩ですが、順番通り自分勝手に動いては、ただのラジオ体操です。
身体の構造をとおして、体の使い方を学ばなくては伝統拳とは言えません。
最後は太極拳チームと八卦チームに分かれ練習。
自分はあいまいな単換掌(両儀)と双換掌(四象)を少し。
かなり動作自体が怪しい。
また三輪先生に教えを乞わなくてはと思っています。