80年代に流行った懐かしい商品一覧
今思うと何だか浮かれていた80年代。マイケル・ジャクソン、YMO、竹の子族、ボディコン、日本中が元気だった80年代。あの頃は良かった。とか辛気臭いことは言いたくないけれど。でも輝いていた時代でしたね。
そんな80年代に流行った商品、誕生した商品を紹介。
80年代に誕生していた定番商品
80年代生まれ:システム手帳
日本に初めて「システム手帳」が輸入されたのが1984年だそうです。スケジュールの他にアドレス帳、地図、など、機能性も年々充実していきました。バブルで仕事が出来るビジネスマンの必須アイテムとなっていきました。
80年代生まれ:ウォシュレット
TOTOが「お尻だって洗ってほしい」のキャッチフレーズで売り出し始めたウォシュレット。発売開始が1987年。日本人のお尻はキレイになりました。
80年代生まれ:カラオケボックス
最初にカラオケボックスが誕生したのが1985年。当時はコンテナを改造した殺風景なものだったようです。その後すぐに京都でビルにはいったカラオケボックスが誕生。あれよあれとの全国に広がっていきました。それまで、スナックなどで歌うのが当たり前だったカラオケが、老若男女を問わない娯楽へと変化していきました。
簡単なステージがあって、1曲100円だから、結構高かった。禁煙という概念ないから室内は、超タバコ臭い。地方には、屋外に当時のスタイルのカラオケボックスは、まだあるようです。
80年代生まれ:G-SHOCK
80年代に多機能で壊れない時計として開発、発売されたのがカシオ「Gショック」です。日本でも実際の大ブレイクは92年頃でした。発売当時の83年には、Gショックの売れ行きはサッパリだったようです。ファッションでDCブランドが売れていた頃だったので、無骨なGショックは、マッチしなかったのでしょう。
その後、アメカジ、渋カジが流行りだし、ファッション誌でも紹介される機会が増え、大ヒットしました。
いろんな機能とスタイルがリリースされました。
80年代:スポーツ飲料、飲料水に革命
スポーツドリンクの定番:ポカリスエット
80年代前半は、スポーツ飲料が次々に発売されました。その中でも突破口となったのが80年に発売を開始した大塚製薬の「ポカリスエット」です。今でもスポーツドリンクの定番ですね。翌年サントリーが「NCAA」を発売。83年には、コカ・コーラから「アクエリアス」が発売されました。粉末タイプもあった「ゲータレード」は雪印から発売されました。
日本人は、スポーツ後の水分補給がスムーズに出来るようになりました。
健康飲料もブームに
健康に注目が集まってきた80年代後半。”食物繊維をドリンクで摂れる”キャッチコピーの「ファイブ・ミニ」。山田邦子さんがテレビCMしていました。また、鉄分を補える「鉄骨飲料」なども発売されました。鷲尾いさ子と鉄骨娘の息のあったダンスは印象的でした。
新感覚柑橘系
ペプシの「マウンテンデュー」は、ちょっとアメリカンなイメージで売れていました。その後にコカ・コーラからそっくりな味の「メロー・イエロー」を発売。ペプシとコカ・コーラの戦いがあからさまでした。一旦発売が中止されていましたが、90年代にふっかしした後、消えていきました。
最大のヒットは、「はちみつレモン」
その他「アンバサ」など、こちらもカルピスソーダとそっくりなのを出したのは、コカ・コーラでした。86年に最大のヒットとなったのが、サントリーから発売された「はちみつレモン」です。健康ブームの波に乗りました。その後、「○○はちみつレモン」などいろんなメーカーから出たのは、「はちみつレモン」が単語の組み合わせだけで、商標登録が出来なかったことが原因です。
水、お茶を買う時代に
水は、タダで、お茶も自分で入れるものだった当時の日本人にとっては、抵抗もあったかもしれない。83年にハウスが「六甲のおいしいお水」を発売。水は買うものとのイメージを作った最初のミネラルウォーターが「六甲のおいしい水」です。
その後、「エヴィアン」「ボルヴィック」などの海外勢も輸入されさらに、ミネラルウォーターは洗練されていきました。
水を買うようになったら、次にお茶を買うようになってきます。缶入りのお茶が出たのが80年代でした。81年にソフトドリンクとお茶の間のような存在の「烏龍茶」が伊藤園から発売されたのが最初でした。その4年後に、また伊藤園が緑茶を缶入りで発売。
80年代代表格:ウォークマンとルービック・キューブ
通学の必須アイテムになって。
初期モデルは、79年に発売されましたが、80年代になって大ヒット。81年には販売台数150万台。ブームに乗って様々なデザインとカラーがリリースされました。録音機能も消え、小型化、軽量化し、84年にはヘッドフォンからイヤフォンタイプに進化。
86年にヘッドフォンケーブルの途中にリモコンが付き、操作性もアップしました。アイワやパナソニックからも発売されましたが、みんなソニーのウォークマンが欲しかった。よく壊れたし、ちょっと他より高かった記憶があります。
この頃のソニーは、スゴイです。今のアップルの様ですね。新しく発売されるウォークマンにみんな注目していました。
一家にヒトツのルービック・キューブ
80年代に大ヒットしたおもちゃ「ルービック・キューブ」は、世界的なヒットになりました。ニセモノがたくさん出回り、くるくるガチャガチャ回しているうちに白い粉が出てくるには、ニセモノと言われていました。小さいルービック・キューブが駄菓子屋にも売っていました。
80年代後半から、ファミコン等が人気になり、手で遊ぶおもちゃの最後が「ルービック・キューブ」になりました。
80年代人気の文学
三毛猫ホームズ、赤川次郎
80年代にヒットを連発したのが赤川次郎です。82年の『セーラー服と機関銃』が映画化され興行成績もトップになり、一気に超売れっ子作家になりました。1か月に1冊のペースで本を書いていたそうです。
シリーズものも人気で、「三毛猫ホームズ」は40冊、「幽霊」は17冊、「三姉妹探偵団」は19冊のシリーズもの。
89年の「ふたり」も大ヒット作品でした。
村上春樹と村上龍
87年のクリスマスにクリスマス・カラーの本が人気になった『ノルウェーの森』です。なんと300万部も売れました。村上春樹作品は、ロマンチックで、旅情的な作品が多いですね。
苗字が同じでよく比べられるにが村上龍です。作風は全く違うのですが。『限りなく透明に近いブルー』で芥川賞を受賞。作風はドラッグ、バイオレンス系な印象です。
作風は違っても、自分なりのカッコいい生き方がお2人とも共通だったような、カッコ良かったです。
まだまだ紹介しきれません。随時追記していきます。
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