我が家のテーマは、
断捨離です。
加能人に掲載されました。
目下、我が家のテーマは、断捨離。
とにかくモノがあふれている。
一年半前に亡くなった姑の荷物から、
その先代の荷物から。
和尚さんの衣装から。
子供たちの小さい時のおもちゃから。
ストーブ、扇風機は10台以上。
私の集めた着物は、箪笥に8竿以上。
昔ながらの田舎の家だから、割に広い。
「とりあえずとっておくことができる」
事がダメなのだ。
思い返せば、
結婚した時には別所帯だったのが、
先代住職が亡くなり同居。
二世帯分の荷物が一世帯に。
お互いの荷物は、
「それ、いらなくない?」と思えども、
捨てる事はできない。
買い物が好きな割に、
整理整頓ができない。
使わないものでも、
もったいないからとっておく。
自宅兼仕事場なので、
寺のモノがやたらにある。
私も色んな仕事をしてるから、
それぞれの荷物がある…と、
理由を探せばキリがない。
でも、こんな状態はもうイヤ(・_・;)
出会ってドキリとした言葉
「貧乏人はモノを溜め込む」。
…そういえば、私の周りの成功してる人は、
おうちがキレイ。
すっきりした何もないような家に
住みたい!と強く思った。
で、少しずつモノを処分している。
集めた着物は、本当に着る物だけにして、
後は処分。
座布団も古くて汚いものは処分。
資料も今はネットで検索時代だから、
本も処分。
…でも、捨てられない性分の自分を発見。
思い入れがあるから。
いつか使うかもしれないから。
いつまでたっても変われない自分が
そこにいる。
モノを溜め込むと、
自分の頭の中も混沌とする。
風水でも整理整頓してない空間は、
風が通らず淀むと言う。
もうそろそろ自分を変えたい。
本当に必要なモノだけと付き合いたい。
断捨離は、自分の心の整理整頓。
キレイな家に住みたいものだ。
荒木明日子(昔話の語り手・本蓮寺坊守)