こんにちは
2月中旬に行った京都の旅の続きです。
八坂神社を出て、お昼を食べた後、まだ宿坊に行くには時間があったので、京都最古の禅寺、建仁寺に向かいました。
↓大原からバスに乗っている間は、みぞれが降っていました。
祇園では傘を差すほどではありませんでしたが、時折りパラパラと雨が降っていました。
建仁寺に向かう間も、日差しが出ているのに雨がぱらつく、いわゆるお天気雨で、不思議な感覚がしていました。
↓拝観受付のある本坊です。
↓建仁寺の拝観案内図です。
順序通りに行くと、最初は法堂(はっとう)なんですが、
↓いつものごとく、地図を見もせずフラフラ歩き出し、最初に方丈(ほうじょう)の方へ行ってしまいました。
↓俵屋宗達の「風神雷神図」の複製が展示されていました。
本物の屏風画は、京都国立博物館に寄託しているそうです。
受付の時に、「撮影できます」と言われ、一瞬耳を疑って聞き返してしまいましたが、複製品だからだったのですね。
↓こちらは、海北友松によって桃山時代に描かれた襖絵「雲龍図」の高詳細デジタル複製です。
↓複製でも撮影できるのは、雰囲気を写真に残せるので嬉しいですね。
↓方丈の前に広がる枯山水の前庭「大雄苑(だいおうえん)」です。
門の向こうに法堂が見えています。
↓法堂へ向かう渡り廊下から見た方丈です。
↓法堂の入り口に到着しました。
↓明和二年(1765年)の上棟で、仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」と呼ばれるそうです。
↓正面の須弥壇に、ご本尊の釈迦如来さまと脇侍に迦葉尊者・阿難尊者が祀られていました。
↓不謹慎かもしれませんが、こういう微妙な表情をされている仏像を拝見すると、誰かに似ている気がするな~と、つい思ってしまいます。
↓それにしても、すごい迫力なのは、やはりこの天井画!
平成十四年(2002年)に創建800年を記念して描かれた「小泉淳作画伯」筆の「双龍図」だそうです。
順路を間違えて、こちらを後にして良かったかもしれません。
↓屋外に出ました。
茶室「清涼軒」です。
↓茶室「東陽坊」の解説パネルのある裏側です。
パンフレットによると、天正十五年(1587年)に豊臣秀吉が催した北野大茶会で、利休の高弟・真如堂の東陽坊長盛が担当した副席と伝えられているそうです。
二帖台目席で最も規範的な茶室とされ、茶室の西側には、「建仁寺垣」が設置されているそうです。
↓再び、室内に戻ってきました。
こちらは写経場でしょうか。
京都で写経もいいな~と思いましたが、旅先はお参りと写真撮影で、そこまでする気力も体力も残りませんでした
↓建仁寺の本坊中庭にある「潮音庭(ちょうおんてい)」です。
中央に三尊石、その東には座禅石、周りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭なんだそうです。
華やかな和服の人が、偶然入ってくれていい感じです
↓しかし、広いですね~、とても撮りきれません
やっと大書院に来ました。
↓ここにも、「風神雷神図屏風画」の複製が展示されていました。
↓その側に、書道家・金澤翔子氏の書で表現された「風神雷神」が!
これは凄いです!
どう言葉にしたらいいのか分かりません、ただ凄いしか出てきません。
↓建仁寺は見ごたえがありすぎて、全部を撮影することはできませんでした
もうヘトヘトだったので、暖かい陽射しを浴びながら、宿坊の遊行庵さんに向かうことにします。
次回、長かった京都旅行もやっと最後になります。
早朝の八坂神社と長楽寺に続きます。
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ここまでご覧いいただき ありがとうございました