“不安”を“安心”に変える方法! | メンタルアガリカルチャー

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あがり症・場面緘黙症・イップス・強迫性障害などの苦しみの中で得たことを活かして、新しい精神文化(精神の向上を目指した文化)=メンタルアガリカルチャーを作っていきます!

精神的な病の苦しみの正体は“不安”です。

ですから、“不安”を“安心”に変えることができれば精神的な病の苦しみはなくなります。
 
 
 
 
 
どうすれば“不安”を“安心”に変えることができるのでしょうか?
 
 

あなたが大昔に生きていると考えてみてください。
 
 
ある時、あなたはとても大きな動物を目にしました。
そして、その大きな動物がこちらに突進してきたのです。
 
必死に逃げました。
そうすると、なんとかその動物は違う方向に行きました。
 
その時から、夜もゆっくり眠れないくらい、いつもビクビクして生活するようになりました。
 
「あの大きな動物に食い殺されるのではないだろうか」
いつもこのような不安に襲われていたのです。
 
ある日、不安が現実になるようなことが起こります。
草むらから怖れていた大きな動物が襲いかかってきたのです。
 
動物の大きな口で頭を噛まれてしまいました。
 
しかし、まったく痛くありませんでした。

このことで、「この動物は襲ってきてもなんともない動物である」ということがわかったのです。
 
その日から、「この動物が襲ってきてもなんともない」と思えるようになりました。

夜もぐっすり眠れるようになりました。
 
 
これまでの“不安”が“安心”に変わったのです。
 
 
 

もし、実際に大きな動物に襲われることなく、「この動物を処分すれば苦しみがなくなるんだ」と思ってその動物を処分したならば苦しみはなくなるでしょうか。
 
処分した後、処分した動物の家族かどうかわかりませんが、また同じ種類の動物が現れてきたらどうなるでしょうか。
 
また以前と同じように苦しむことになってしまうのです。
 
 
“不安”をわかりやすく伝えるために、大げさに表現したものです)
 
 
 
 
 
 
現在多くの人が精神的な病で苦しんでいます。
 
 
苦しみ続けている人の多くは、「症状をなくそう」としているのです。
 
先程の例で言うと、「とても怖い大きな動物をやっつけてしまおう」としているのです。
 
「とても怖い大きな動物をやっつければ苦しみがなくなる」と思っているのです。
 

このような考え(症状をなくす)であれば、症状が出なくなって苦しむことがなくなったとしても、しばらくして再び症状が出た場合、それからまた苦しみ続けることになります。
 
 

精神的な病の苦しみをなくすには、“「この動物(精神的な病の症状)が襲ってきても大丈夫」という思いになることができる”ことが必要なのです。
 
 
 
 
 
“不安”を“安心”に変えるには、一番怖いと思っている状態(いちばんつらいと思っている状態)を受け入れることが必要である。
 
“不安”を“安心”に変えるには、一番怖いと思っている状態(いちばんつらいと思っている状態)になっても、「なんともない」と思えるようになることが必要である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「どうしても精神的な病の苦しみがなくならない」「どうやって精神的な病の苦しみをなくしていけばいいかわからない」「精神的な病の苦しみを活かしたい」という人が集まる場として『スリルハート』を作りました。
 
精神的な病の苦しみをなくすために、『スリルハート』ホームページも参考にしてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつも読んでいただきありがとうございます。


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