「とにかく前に進めばいいのです」では言葉が足りない! | メンタルアガリカルチャー

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あがり症・場面緘黙症・イップス・強迫性障害などの苦しみの中で得たことを活かして、新しい精神文化(精神の向上を目指した文化)=メンタルアガリカルチャーを作っていきます!

自分が望むことをつかむコツとして、「とにかく前に進むこと」とアドバイスする人は多いのではないでしょうか。
 
私も「自分が望むことをつかむには前に進むことが必要だ」と思っています。
 
 

しかし、「とにかく前に進むこと」では言葉が足りません。
 
とても大事な言葉が足りないのです。
 
 
 

普通の人であれば、「自分が望むことをつかむにはどんなことがあっても前に進むことが必要だ」でいいと思います。
 
しかし、精神的な病で苦しんでいる人の場合、「自分が望むことをつかむにはどんなことがあっても前に進むことが必要だ」だけでは苦しみがどんどん大きくなってしまう場合があるのです。
 
 
精神的な病で苦しんでいる人はとてもまじめな人です。
 
ですから、精神的な病で苦しむようになってからも、「自分が甘えているだけなんだ。どんどん前に進まなければいけない」という思いで一生懸命努力をします。
 
しかし、このような状態で努力した場合、精神的な病の苦しみは逆にどんどん大きくなってしまって、まったく外に出られなくなったり、家族に苦しみをぶつけたりするようになってしまうことが多くあります。
 
 

精神的な病で苦しんでいる人の場合、「自分が望むことをつかむにはどんなことがあっても前に進むことが必要だ」だけでは言葉が足りません。
 
精神的な病で苦しんでいる人の場合、「前に進むことが必要だ」の前に、「プラスに変えて」という言葉が必要です。
 

精神的な病で苦しんでいるならば、まず、精神的な病を“プラスに変える”ことが必要です。
 
精神的な病の捉え方を“マイナスからプラスに変える”ことが必要です。
 
 
 
精神的な病をマイナスに捉えたままでどんどん前に進んで行くと、マイナスがどんどん大きくなってしまい、苦しみが大きくなってしまうことが多いのです。
 
ですから、“精神的な病をプラスに変えて前に進んで行く”ようにしなければいけません。
 
 

「精神的な病をプラスに変えることなんかできないから、いつまで経っても前に進めないよ」と言う人がいるかもしれません。
 
 
大事なのは“心掛け”です。
 
“思いの根底に「精神的な病をプラスに捉える」「精神的な病はマイナスではなくプラスなんだ」を置く”という心掛けが必要なのです。
 
自分が望むことをつかむために、“思いの根底に「精神的な病はプラス」を置いて”、どんどん前に進んで行くようにする。
 
 
 
 
 
 
「自分が望むことをつかむために、とにかく前に進む」では言葉が足りません。
 

精神的な病で苦しんでいる人は、「プラスに変えて」を忘れないようにしてください。
 
「自分が望むことをつかむために、精神的な病をプラスに変えてどんどん前に進んで行く」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スリルハートは、精神的な病を障害・敵とは捉えていません。
スリルハートは、精神的な病を“素晴らしい個性”“才能”と捉えています。
 
ですから、スリルハートでは「“精神的な病を治す・克服する”必要はない」という考え方です。
 
 
スリルハートでは“精神的な病を治す・克服する”のではなく、“精神的な病を活かす”活動をおこなっています。
 
スリルハートは、精神的な病という“素晴らしい個性”“才能”をどんどん活かしていくための社会環境作りに力を注いでいます。
 

詳しくは、スリルハートホームページをご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつも読んでいただきありがとうございます。


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