第1回学校別サピックスオープンが終わりました。
結果は土曜日ですが、ガッカリのご家庭もあれば一安心のご家庭もあるでしょう。
昨年の我が家は、8月Mで大失敗し落ち込んでいたものの、第1回学校別SOでは合格率80%順位も2ケタで一安心。しかし翌週の合判SOでは再び不調でした。「一喜一憂」していたらメンタルはジェットコースターの様になり持ちません。
親のストレスの変化をカレンダーにしたものがこの本に載っています。これからは次々と模試がやって来て、「一喜一憂」するな、と言われてもなかなかそうはいかないようです。
最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール

安浪京子
大和書房
2018-07-26



この本に親のストレスによるメンタルカレンダーが載っていますが、これから受験まではストレスの高い位置での上下が続きます。これからは親の方が参ってしまわないように注意しないといけません。特に受験に熱心なお母さん、お父さんはそのたびにお子様にきつく当たったり、家庭内で八つ当たりしたりしがちですので注意が必要です。親はこの時期、ストレス発散に心掛ける事が必要です。

どこかのステマサイトが昨年の学校別SOの平均点を書いていますが、実は第1回と2回では5‐10%も平均点がばらついていて、しかもそれは学校によってばらばらですのであくまでも参考程度に考えた方が良いです。また、当然ですがほぼ同じ偏差値帯の人たちが受験しているわけですから通常のテストに比べると接近戦になります。もちろん問題を作る際になるべく実力の差が分かるような問題を作っているわけですが、問題が100問あるわけではないので、そんなに上手く出来るのはずもなく、得意な単元が出たか苦手な単元が出たかなど大きく変わってしまいます。


受験者数は開成では実際の受験者数の8割強、麻布では約7割でした。また1回2回で殆ど変わらなかった事を見ると、1回目2回目で別の学校を受ける人は殆どいない事が覗えます。

学校別SOの結果が「実際とどの程度相関があるか」という事を議論してもあまり意味がありません。当然合格率が80%だったお子様は合格した子が多いでしょうし、20%のお子様は残念だったお子様が多いでしょう。しかし当然、人数的に40-60%だったお子様が多いわけで、ここのゾーンでは五分五分ですから「だから何?」という話です。息子は80%/50%の学校が不合格、40%/50%の学校が合格でした。息子の同級生の女子は低い数字から見事にJGに合格しています。

確率から言ってもそうですが、周りでも20%の学校に合格した子はほとんどいないので、チャレンジするのは自由ですが併願をしっかり考えておくことが大変重要です。

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