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ハウスドゥのハウスリースバックとはどんなもの?

ハウスドゥリースバック

不動産仲介業者「ハウスドゥ」提供の賃貸サービス

ハウスドゥは、主に不動産の売買仲介のフランチャイズを行っている会社です。

 

創業そのものは1991年ですが、ハウスドゥという名称を用いるようになったのは2009年からで、その後急成長し2015年には東京証券取引所のマザーズに株式公開を行い、2016年には東京証券取引所第一部に上場しています。さまざまな事業を展開しており、フランチャイズ店舗を含めて日本では全国600店舗を展開しているほか、海外にも進出している不動産会社です。

 

事業としてはフランチャイズ事業のほかリフォーム事業と不動産売買事業、そしてハウス・リースバック事業を主に行っています。

 

フランチャイズ事業では、全国に展開している不動産売買および賃貸仲介で、テレビCMなども流れており全国的にも知名度があります。仲介だけでなくリフォーム事業も自社で行っていますし、また新築建設も行い建売住宅も販売しているほか、中古住宅の買取を行い再生をして販売するといったことのほか、収益物件なども取り扱っているなど、不動産のことなら何でも相談できる会社です。

 

一方で、近年はハウスリースバック事業にも力を入れています。

 

ハウスリースバックとは?

ハウス・リースバックは、簡単に言えば合いている家をハウスドゥが買い取り、買取ってもらった人が賃貸として済み続けるというものです。

 

ハウス・リースバックが用いられる理由はさまざまですが、基本的な仕組みは不動産の売却ですが、単に手放すというのではなく、その場所に住み続けることが契約によって明確であることが単なる売却とは異なります。

 

こんな場合に便利です

利用するケースとしては、自宅を所有している人でまとまったお金が必要な場合や、自宅の住宅ローンを解消したい場合、不動産担保ローンやリバースモーゲージを利用できないといったことが挙げられます。

 

ハウスリースバックのメリット

リースバックのメリットは、所有から賃貸に変わることです。

 

不動産は普遍的な価値があり資産として扱われますが、資産としては動かすことが難しいもので簡単にお金に買えることができません。また維持するだけでも費用が掛かりますから、最終的に見れば資産であるはずがそれを所有するためにはお金を支払い続けなければいけないものです。もちろん、十分な収入があれば、それも負担にならないものですが、収入が少なくなってきた場合や退職などで無くなった場合、また病気や事故などで多額のお金が必要になった場合には維持するのが負担になります。これが所有から賃貸に変わることで、そのような負担を軽減できるものです。

 

固定資産税が不要になる

ハウスリースバックのメリットは買い取り代金は一括して支払われますし、競売や仲介ではなく直接の売却となるため人に知られることなく手続きが行えます。また将来的には再度購入ができますから、一時的に資金が必要といった場合の調達方法としても適しているものです。それと所有権が変わるため、固定資産税の負担がなくなります。

 

新しい家を買うまでの仮住まいにしやすい

また資金調達や税金の負担を減らすだけでなく、新しい家を購入するさいに今ある家を売却する方法でも有効です。理由は、単なる売却と異なり一時的に賃貸として住むことができますから、売却後も新しい家が見つかる、または完成するまで住み続けることができます。このメリットにより一時的に仮住まいの住宅を見つけることなく、まとまった資金を手に入れることができますし、一時的な仮住まいに必要な費用も大幅に少なくできるものです。

 

住宅ローンの解消に便利

また住宅ローンが残っていても利用が可能で、条件によっては住宅ローンを解消しつつ今住んでいる家に住み続けるための手段にも利用できます。

 

ハウスリースバック利用のシチュエーション

このようなメリットがあるため利用している人のケースは、老後資金の確保や事業資金や教育費などまとまったお金が必要な場合のほか、借金を返済するために利用するといった3つがあります。

 

特に老後対策としてはリバースモーゲージなどがありますが、金融機関の審査が厳しいこともあり条件が合わなくて利用できないこともあるものですが、こちらは不動産会社のハウスドゥが提供しているぶん、不動産会社の目線で行うので有利に行えるものです。また借金を解消する手段としても強みがあり、売却してもそのまま住み続けることができるので任意売却より有利ですし、将来的に再度購入が出来ることが前提条件となっているので上手く状況を立て直すことができれば家を自身のものにすることもできます。

 

ハウスリースバックのデメリット

一方でデメリットもあるもので、理解した上で利用するのがトラブルを避けるためには欠かせません。

 

家賃が高くなる可能性あり

リースバックのデメリットは、家賃が相場より高くなるかもしれないことや、買い取り価格が相場より低くなること、また買い戻す時の金額が、売却時より高くなるといったことです。ハウスドゥのリースバックでも同様のことが起こる可能性がありますが、これは仕組み上、仕方がないことですから、十分に検討しなければなりません。

 

利用してメリットがあると感じる人も多くおり、特に老後対策や借金を返済するという場合には、家を移らなくても良いという面でそれらの諸費用を節約できるので有利に行うことが可能です。

 

まとめ

ハウスドゥのハウスリースバックについて解説しました。

 

メリット・デメリットがあるので、きちんと理解して自分の将来設計に有効かどうか判断しましょう。良ければ積極的に利用したいサービスですね。

 

 


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