焦る復縁希望者。
どうしてそんなに慌てるのでしょうか?

復縁を望む人はすぐに結果を出したがります。
時間による心の変化が待てないのです。
相手の心の変化はもちろん、自分の気持の変化すら待てません。

焦るとか慌てると言うのは、短期間で結論を出そうとする事に繋がります。
短期間で結論を出すと言うのは、考える時間なしに結論を出すと言う事。
つまり、深く考える時間を作らないと言う事です。

だからたくさん失敗します。たくさん後悔します。
「あんな事するんじゃなかった」
「あんな事言わなきゃ良かった」

考えずに喋ったり行動を起こす…。
これは多くの場合、相手を攻撃する結果になります。
しかし迅速に判断する事を要求される世の中で、熟考している時間がない場合もありますね。
どうして良いかわからない場合は、何も言しないというのがベターです。

上手く言えないなら黙る事。
何をしていいか分からない時は何もしない事。

こんな簡単な事が復縁希望者にはできなかったりします。

そしてもうひとつ。
人の顔色をうかがう事を、相手の気持を思いやっているのと勘違いする人がいます。

相手が返事をしないから怒ってるんじゃないだろうか?
怒らせたな、どうしよう、早く許してもらわなければ…。
ここで焦るのです。

私の身内にも全くこの通りの行動をとる人がいます。
そんな風にされると、最初は大して怒ってもいなかったのに、次第にイライラして本当に起り出してしまう時もあります。
黙っててくれた方が何倍もマシなのに、とにかく許しを乞ったり自分本位の言い訳ばかりで頭にきてしまうのです。

人の顔色を見るわりには、その読みは全然当たっていないのも復縁希望者によくある事です。

人の気持を汲めない人によく「自分の身に置き換えてみよ」と言いますよね。
しかし、みんながみんな同じ感性を持っているわけではありません。

明らかに「殴られたら痛い」程度の事はわかるけど、微妙な物事になると他人の気持は良くわからない事があります。
自分の身に置き換えてみる事は、結局は自分目線で物事を見てるのではないでしょうか?

また、相手が何も言ってないのにどんどん自ら破壊的行動をとる人がいます。
私はそんな人を「自滅型」と名づけています。

何も言ってくれないんだな。じゃあ、もう終わりだよね。

余計な事は言わなくていいのに。
こんな捨て台詞を吐きながら、去りたくないのに去るふりをする。
そうじゃないと言って欲しい、否定して欲しい…。
そんなところではないでしょうか?

相手が黙ってしまったのなら、しばらく様子を見て相手が次にどう出るか見極めてから判断したらいいのに…。
さすがに半年も一年も音信不通だったらちょっとこのままかも知れませんが、一般復縁セオリーが推奨する3カ月も心穏やかに大人しく待てない人がいるのです。
どうですか?復縁希望者のみなさんは思い当たる事はありませんか?

そんな人は冗談抜きで、一度種でも撒いて花を咲かせてみる事です。
この花がキレイに咲いたら行動を起こしてみようかな…?

復縁活動なんてそんな感じ充分です。