こんにちは。
影宮です。
「年を取ると、あっという間に時間が過ぎて行くように感じる」
最近、そのことを実感するようになりました。
*気持ちだけは若いころと変わりませんけどね。まだまだこれからです。(笑)
さて、今日は久しぶりに掲示板に寄せられたご質問にお答えしたいと思います。
「1. 初めまして。
母から過保護過干渉にされ、自分も子供達にしています。さらに、虐待までしてしまい、私は正に毒親です。
自分の親を毒親と思った事はありません。逆になんでめやってもらい、楽と思うことが当たり前でした。それでも、母親は毒親なのでしょうか?
(下関初輝きベビーメソッド元井有紀)さん」
影宮より
下関の方でしょうか?
唐戸市場で新鮮なぶりとウニを求めてウロウロしている人がいたら…それは私です。(笑)
そんな話はさておき、元井さんのような悩みをお持ちの方は結構多くいらっしゃいますね。
「私の親って毒親なの?」
親が毒親であるかどうかの判断は一般の方には非常に難しい面もあるかと思います。
コメントで書かれている内容だけでは、元井さんのお母様が、親としてどの程度の問題を抱えられている方かどうかの判断は難しいので控えさせていただきますが、今後のお母様との関係のヒントになるようなアドバイスをしますので参考にしてくださいね。
・過保護と愛情について
過保護な環境で育てられた子供の多くが、その親の行為を(愛情)であると考えることがあります。これはその子供が親になった時に大きな問題を引き起こす要因にもなります。
子供に対する行き過ぎる干渉は、それが仮に愛情という感情が親側にあったとしても、子供の人間力を弱めてしまう結果にしか繋がりません。
*コメントにある、「楽と思うことが当たり前でした」という言葉にその問題がすでに表れています。
また過保護タイプの親は、自身の抱える不安や現状の問題から目をそらす為に、子供に過剰に干渉することもあり(代償行為)、その結果として、子供を自身の都合の良い人形に育て上げてしまうことだってあります。
「母から過保護過干渉にされ、自分も子供達にしています。さらに、虐待までしてしまい、私は正に毒親です。」
本当にご自身が毒親であるとの自覚がある場合は、まず自身が毒親であると思うお子さんに対する行動の一つ一つを記録されることをお勧めします。そして、その記録をもとにしてお母さんとの過去の関りについて考察されてみてはいかがでしょうか。
親の行為だけで毒親かどうかの判断をするのではなく、親という人間を客観的に分析して、(人としてどのような問題を抱えているのか?)という視点で親を眺めながら、毒親かどうかの判断をすることの方が自身の親そして自身と子の問題の解決に繋がるのではないでしょうか。
「毒親という言葉は親を責めるための言葉ではなく、自身の人生を幸せなものにするための一つのきっかけの言葉」
であることを忘れないで下さいね。
*毒親と言う言葉を元井さんが自身を責める言葉にしても行けません。あくまでも自覚のための言葉に留めておくことが大切です。
私のアドバイスが元井さん親子の今後にお役に立てば幸いです。
頑張ってくださいね。
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