モラハラで離婚を決断する前に | 毒親・モラハラ問題 親子療法協会 
モラハラで離婚を決断する前に

影宮です。
モラハラでお悩みの方に重要なアドバイスをしますね。

それは、

「離婚の意志が固まっていない段階での弁護士へのご相談は待った方が良い」

という話です。

私自身も親との間で裁判そして調停を経験しています。
*母親から人生初の内容証明書も届きました。

裁判も調停も全部私自身が足を運び、裁判や調停で必要な陳述書や様々な証拠書類も私の手で用意そして作成しました。

そんな経験をした私から言えることは、

「弁護士に依頼した時点ですでに相手とは敵になる」

ということです。

私自身は内容証明が届いた時点で覚悟が決まりました。

(子供相手に弁護士を使うなら、もう親子でも何でもない。これからは敵同士だ)

これは親子ではなくとも、夫婦の間であっても同じように私は感じるでしょう。
つまり弁護士が介入した時点で、

「離婚闘争のスタート」

を意味します。

私がもし離婚で裁判を覚悟しなければならない状態であれば、調停までは弁護士に依頼せずに自分の力でやります。
*相手と顔を合わすことなく、これらのやり取りは全然可能です。この辺りのことについてはモラハラ対策オンラインスクールでお話しします。

その理由は、

・離婚するまでの費用を最低限に抑える
・弁護士に丸投げして最悪の結果になるのを防ぐ
・裁判が長引くのを防ぐ
・自身も離婚という問題にきちんと向き合う


ためにあります。

・離婚するまでの費用を最低限に抑える

調停までは弁護士に依頼する意味はほとんどありません。弁護士の力が必要になるのは裁判からであり調停で話がつけば費用はほとんどかかりません。

・弁護士に丸投げして最悪の結果になるのを防ぐ

弁護士もいくつかの案件を同時進行で受け持っているので、かゆいところに手が届くような対応を求めても無理な面もあるでしょう。弁護士に丸投げして納得の行かない結果にならないように、自分でできることは自分でやる方が後々のことを考えると良い結果につながると思います。

・裁判が長引くのを防ぐ

モラハラ問題は裁判が長引きがちです。裁判が長引けば長引くほど精神的疲労や弁護士に支払う費用も馬鹿になりません。相手からそれなりの金銭をすんなり受け取ることができるのであれば別ですが、相手がすんなり払わない場合は更なる精神的負担そして弁護士費用もかかります。(離婚裁判は法的闘いではなく心理戦)であることを考えれば法廷外での闘い方も知って置く必要もあります。

・自身も離婚という問題にきちんと向き合う

調停そして裁判で必要な書類の作成を自身の手で行うことは、それまでの(夫婦関係)の振り返りそして今後の生活のことを考える機会にもつながります。自身の手で書類の作成そして弁護士との打ち合わせを行うことは、過去ときちんと向き合う上ことにもつながり、これからの人生で同じ過ちを繰り返さないために必要なことを知ることにもつながります。


費用なんて気にせずに弁護士に丸投げして問題を片付けるのも一つの方法かもしれませんが、私ならその費用をできるだけ抑えて子供の為に使う方が良いのではないかと考えます。(離婚後の生活もあるのでお金はいくらあっても困りませんからね)

(結婚も自分が決めたなら!離婚も自分の力で解決する)

これくらいの腹積もりをもって取り組むと、意外に物事がスムーズに行くこともあります。また弁護士の方も積極的に協力してくれるのもこういうタイプの人です。逆に丸投げする依頼者にはあまり良い感情を持たない人も多いのではないかと思います。
*DVや子供に危害を与える相手であれば別の話です。こういう相手に対しては容赦なく社会的制裁を受けてもらいましょう。いくらでも方法はあります。

(離婚問題で弁護士に相談する時は完全に意思が固まった時にしても遅くはありません。迷いがあるうちに依頼すると思わぬ方向に物事が進むことがあります)

裁判を長引かせずに思い通りに離婚したい方はぜひご相談くださいね。
色々と経験者ならではのアドバイスをできることもあろうかと思います。

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