タウシュベツ川橋梁とは?
北海道の真ん中あたりにある糠平湖。
ここに拓けた糠平温泉郷から北へ8キロほどに残る鉄道遺構。
ここタウシュベツ川に架かるコンクリート製の橋梁で、旧国鉄時代に廃止となった士幌線が走っていた。
こんな光景はまず見られない
この見事なアーチ型橋梁は、周辺に残る「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」のひとつであり、最も大きく美しい。
実はこうして見えているのが奇跡。
タウシュベツ橋梁は川が氷結し水位が下がると現れ、6月頃には沈み始め夏には水面下になる。
一年でも厳寒の時期しか見られないのだが、そもそもそんな時期に見に行くのは容易ではない。
これはラッキーと喜ぶべきか、温暖化の影響かと憂うべきか。
水面から見えるタウシュベツ橋梁を見た人はいるだろうが、草原の中に建つ光景は、いまだかつて無い。
ラッキーとしよう。
その他のアーチ橋梁も美しい
周辺には数ヶ所、このような橋梁が残っている。
かつての鉄路もいまや昔。
危険な為、渡ることはできない。
旧幌加駅跡
1925年から1987年まで存在した士幌線。
当時の幌加駅の様子だ。
駅周辺には数百の家屋や店があったという。
現在の幌加駅跡。
タウシュベツ川橋梁
北海道上士幌町字ぬかびら源泉郷
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