2020年第1四半期のDDoS攻撃が急増>新型コロナウイルスの世界的大流行下、教育や行政関連のW | 無線LANオタクのつぶやき:spectrum-tech

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1.はじめに

 カスペルスキー社のレポートによると、企業のVPNサーバなど新型肺炎により利用が増えている機器に対して、DoS攻撃が通常の3倍に。特にDoS攻撃の対策が難しいですが、細かい設定で対応しましょう。

 

2.カスペルスキーのレポート

https://www.kaspersky.co.jp/about/press-releases/2020_vir22052020

<Kaspersky サイバー脅威調査:2020年第1四半期のDDoS攻撃>新型コロナウイルスの世界的大流行下、教育や行政関連のWebリソースへの攻撃数が3倍に増加

2020年第1四半期にサービスを妨害するDDoS攻撃は増加傾向にあり、医療、デリバリーサービス、教育関連、行政機関やオンラインゲームなどのWebリソースへの攻撃が見られました。その理由としては、新型コロナウイルスの流行によって人々が外出できずに自宅におり、オンラインサービスへの依存度が非常に高まっている現状を、サイバー攻撃者が悪用していることが考えられます。

3.対策

(1)IPアドレスを特定し、フィルタする。

 DDoSの場合、IPアドレスが変わるので難しい

(2)一定時間に複数回のアクセスがある場合、制限

 こちらは、Wordpressで簡単に設定できます。実施しましょう。

(3)WAF導入

 Webアプリで変な動きするものをFWで防御。お金がかかります。

(4)特定の国のIPアドレスを遮断

 こちらは、DDoSの場合、いろいろな国のサーバを使って攻撃するのであまり意味がない。

(5)固定IPでない場合は、IPアドレスを変更する

 企業は、固定IPだと思いますが、個人などは動的にIPを割り振られているのでONUなどの電源off/onで定期的にIPアドレスを変えましょう。

(6)スキルのある人は、攻撃されているIPアドレスにDoSをかける。よい子は止めましょう。

4.問い合わせ先

当社の強み

・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。

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担当:村上

 

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