7pay失敗の原因と影響でQRコード決済が不安増大 [社会問題]

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セブンイレブングループの「7pay」の終了は、日本のキャッシュレス決済に多大な影響を与えるでしょう。

7pay失敗の原因が二段階認証によるセキュリティの不備にあったことも深刻です。

それでなくても日本人は個人情報の漏洩や不正利用に警戒しています。

昨年の消費者庁によるアンケートでもそれが分かる。

「楽天ペイ」、「LINE pay」などのQRコード決済の利用経験と将来的に利用意思があるかどうかをアンケートしたところ、「未経験、 利用意向はない」と回答した人は全体の55.2%にもなりました。

また、QRコード決済を利用しない理由を複数回答で質問すると、「使いすぎが怖い」「個人情報の漏えいが心配」「トラブルに巻き込まれる可能性を回避したい」など様々な意見があります。

ところで、QRコード他にもキャッシュレス化の方法があります。

クレジットカードや電子マネーも利用できるし、QRコードと違って歴史とセキュリティは明らかに充実しています。

その意味では、QRコード決済は、クレジットカードと電子マネーの強靭なインフラを借用している“仮決済”でしかないです。

要するに、クレジットカードの紐付けや口座登録を犯罪者にターゲットにされて被害者が続出しています。

通常であれば、詐欺などの犯罪を予防するために本人認証の二段階認証が必須です。

しかし、7payはこの二段階認証を搭載しなかったのは不手際だとしか言いようがありません。

ハッカーの餌食にされて、結局、サービス開始から3ヵ月程度の9月末に撤退するという恥ずかしい事態に追い込まれた。


世間でこれだけ話題になってしまったら、今のQRコード決済に不安を感じて積極的に利用しようと思わないでしょう。

新しいQRコードが新規参入するとき、キャンペーンの大量ポイントを獲得するときだけでその後は利用しないのも無理もないです。

その際もQRコード決済を利用するための特別な口座を開設して、そこだけに集約するという対策を行っています。

万が一、不正利用されたとしても損失を限定できるわけです。

QRコードという読み取り方式における優位点は計り知れないでしょう。

同時にQRコードジャッキングなどのアナログな攻撃手法も多く存在するわけですがきちんと対策すれば全く問題ないはずです。

日本人が個人情報保護を大切にしているから終了したのではないです。

セブンイレブンジャパンの過失が大きいから7payは終了したのを忘れてはいけないです。


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