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アコースティック・ギターの判断基準

 さて、『半年越しの片想い』はついに実りました。感激です。詳細の前に、再燃しつつあるギター熱についてオタク的に考察?をしたいと思います。専門用語もあるので、わからなかったら無視して下さい、スミマセン。

 ギター歴は48年?いわゆるフォークソング時代に青春して、ロックも全盛、エレキも大好き。そのままオッサンになったわけです。長年細々と、ある時は1日中弾いていたりでしたが、独学自己流に限界を感じ、個人レッスン(当然女性ギタリスト!)を受けて、ギターの世界が一変しました。

 当時から流行りだした『フィンガー・スタイル・ソロギター』の魅力にハマってしまったのです。まさに指でルート音とメロディーを弾く上級なテクニックが要求されます、難しいです。

 麗しい女性先生の指導と自分の熱意?によって、今まで弾けなかった曲がコンプリート出来た瞬間の達成感はハンパありません。そしてそれを自分なりにアレンジして弾き込んでいくのは、深い世界です。

 そして、ギター選びが変わりました。今まではストロークに適したドレットノートも好きで何本か所有していましたが、ソロギターとなると要求される条件が変わってきます。

 私の場合ですと、小ぶりなボディ、OMやセミジャンボ、しかも高音が弾きやすいカッタウェイ。これはスタイル的に外せなくなりました。弦長はフルスケール。一番の肝はナット幅が1.3/4inch、または44㎜か45㎜。これだけの要素の好みが決定的になりました。

 もちろん、最大の基準は音!鳴らないギターでは、話になりません。

 何本も買っては下取りに出したりして、最終的に残ったのは5本、これらは絶対に手放しません。二度と入手不可能なギターですから、すべて。そこに、久しぶりにCindyが加わったわけです。

 最近は猫のいる環境もあって、ギターはケースの中、気軽に手に取って弾ける環境になく、腕も落ちてしまったのですが、再びギター熱が再発して、Cindyが入手できたから、もう買うことはないのですが、最近のギター事情を調べました。

 それには、ここJ-GUITAR(←リンクします)が最適、日本中のギターが検索できると言っても過言ではありません。で、早速これは!ってギターを探してみました。
 
 王道『Martin』のカスタムショップ、オールコアです。
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 すでにSOLD OUT ! ¥767,800- 価格も素晴らしい。でも、ピックアップ付きなのでピュアアコではありまえん。最近はどれもピックアップ付きでチョッと寂しい。
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 これもMartinのカスタムショップ、OMC-28 アディロンダックスプルース。¥657,800-、まだ売れてません。真っ新です、新品。
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 またまたMartin、2003年、バックは美しいコアです。¥599,500- 程度が3+[EX] なので、それなりに傷がありそうですが、弾き込まれた証拠でしょう。試奏したいかも!もちろん冷やかしですけど。

 さて、今回の検索で最も目を引き注目したのは、HIDAKA GUITAR。愛媛の塩崎さんのお弟子さんで、私は1本持っているのです。シリアルNo6.の超初期モノのミドルジャンボ、シトカスプルース、ローズウッド、ですが、素晴らしく丁寧な造りと迫力の鳴りです。絶対に手放せないハンドクラフトギターなんです。

 こんな彼の新作がこちら。
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 サイドにサウンドホールがあるギターは珍しくないのですが、これはやられた!って感じです。クルマのエアインテークのようです。特にポンティアックぽい。Model-RA、つまりラムエアーの略です。

 これは今まで見たことないアイディアです。熱烈に弾いてみたいけど、価格¥593,000-

 私の持っているHIDAKA GUITARは、まだ初期だったのでリーズナブルでしたが、50万超えは厳しいです。下取りにしたらどうなるか、ちょっと相談してみたい気持ちはありますが。

 さてさて、またMartin。何だかんだ言って、Martinのカスタムショップは1本欲しいのです。
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 かなり好みが別れる個体ですが、2019 Winter NAMM Showでスペシャル・モデルとして製作された50本限定生産モデル!!この限定、ってのに弱いのです。私のTaylor ALL KOA も2009 NAMM Showモデルの1本モノです。

 キルテッドメイプルの木目と塗装、実物を見てみたいですが、¥514,250- きっと40万円台までは値引き交渉可能でしょうが、厳しい。それにいらないピックアップ付き。

 さらに、懲りずにMartinですが、シグネチャーモデルです。
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 ローズウッドとなってますが、かなりエキゾチック。販売店も福生にある聞いたことないショプです。

 ¥419,800ー チョッと危険な水域に入ってきました。
 
 番外ですが、made in Japanで本格的なカーボンギターができたんですね。その名も『炭丸ギター』(←リンクします)。スタイルは好みが別れるところですが、NUTが43.5mmなのが、ちょっとイタイです。

 こんなとこでしょうか。最新のTaylor はV型ブレーシングになって生音も評判いいみたいですが、もうTaylorはいいや。やっぱりMartinは1本欲しいかなあ、とは思いますが、弾いてないんじゃ問題外。コレクターにはなりたくないですからね。




 













by kzkwglider | 2020-06-29 04:26 | Fingerstyle Guitar | Comments(0)

#青空と雲のゆくえ ピュアグライダー・パイロットです。セールプレーンからの空撮写真や飛行記録などをアップしてます。2015年5月に患った大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)によるストマの体験なども。


by kazu
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