Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ブラジル遠征旅行の土産話し

2020-02-16 | 文化一般
また爪が伸びた。前回書いたのが一週間前であるから毎週これだけ伸びることになる。新陳代謝が旺盛だ。ホルモン異常か、抜歯の影響か?以前はそれほど意識していなかったので、三週間に一度ぐらいではなかったか?特に深爪していた訳でもない。

ハムブルク行の用意でHereWeGoを試してみた。車のナヴィがあまり役に立たなくなったからタブレットで使えたらと思ってだ。オフラインでも2GBの独国内版をDLしておけば使える。英語がデフォルトなので英語で指示してくれるようだ。音楽を聞いているときは音は消すが、必要な時に使えればよい。但し声でのコマンドは使えないのかもしれない。無料ではこれ以上求められない。宿まで問題なく率いてくれるだろう。

峠を攻めたが全く音楽的にはならなかった。お勉強する時間が無かったからだ。だから夕飯のことなどを考えていた。どうでもよろしい、それでベルリンからの中継前に作曲家の娘さんベティーナ・ツィンマーマンが手紙等を纏めた書籍「con tutta forza」で「アラゴアーナ」に関する記述部分に急いで目を通した。先に言及した部分も娘さんのコメントとSWRのペータース氏と取り違えていたが、やはりこの序曲に話しが広がる。

先ず序曲とする前にはブラジルの麻薬である「マリウアーナ」と名付けたが誤解が生じると思って変えたという。同時にこの曲も後のジャズを入れたトラムペット協奏曲と同じく娯楽要素として考えていたようだ。

そして複リズムの考えは兵役時代に知り合ったとされるダリウス・ミヨーとの関係で、そのものブラジルものが参考になっているようだ。そして組曲以前に1951年11月にボン大学の公道でブラジル風序曲として初演されている。

直接の切っ掛けは兄弟のヨゼフ・ツィムマーマン博士のブラジルへの遠征旅行の土産話のようで、バレー前全曲も各々の配役のキャラクターに言及している。面白いのは先に触れたまともに指揮していない指揮者でギュンター・ヴァントが名指しで批判されている。有名なのはミヒャエル・ギーレンが「ディゾリターテン」を取り上げたところでの妨害行為であるが、辞めたベルリナーフィルハーモニカーもどうもヴァントの指揮を「壊してやった」というように全く信望が無いのがよく分かる。

最近聞いたニュースで、強制送還しなければいけない不法移民が暴れた場合に銃殺しても良いガイドラインが出たことである。可成りの抵抗をして暴れるようで、通常は電気銃などの使用が許可されているが、それ以上に暴力行為があるのだろう。少し考えれば麻酔などの本人の意思が不明確になるような方法は使えないのだろう。欧州は死刑は廃止されているが現場での銃殺は公共の治安を守るためにしばしばある。そのようなところで地下鉄の改札を強引に乗り越えるフランス人は豪傑だ。



参照:
全力を以ってあたる 2018-04-07 | 文化一般
既に感動している音楽会 2020-02-15 | 音




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