日本で一番たくさんコロナウィルス感染者(ダイヤモンドプリンセス号の乗客)の診療に当たった自衛隊病院の論文が先日公開されていました。
情報共有目的の医療従事者向けだったので、私も見る事ができたのですが、とても貴重な情報でした。
アメーバニュースさんが取り上げてくださってますのでリンクしますね。
新型コロナ最前線で戦う自衛隊中央病院が得た貴重なデータ
―[自衛隊ができない100のこと/小笠原理恵]―
その83新型コロナ.......... ≪続きを読む≫
政府は緊急事態宣言を出す方針を固めたそうです。
遅いくらい。
東京、大阪、名古屋なんかはさっさと宣言すればいいのに。
感染者の数はまだまだこれから増える事が予想されます。
日本の方針は、あくまで重傷者の命をいかに救うかというところにあります。
それには、不要不急の外出を控えて、新たな感染者を少しでも減らす事が不可欠です。
重傷者のベッドを確保して、命を救うためにも、各自感染予防としてできることは出来るだけ行うようにしましょう。
でも、必要以上に恐れる事はありません。
世界の人口100万人あたりの死亡者数の推移のデータがなかなかなかったのですが、札幌医大で有志の方々が分かりやすいグラフを作って下さっています。
日本の死亡率は韓国よりずっと少ないのです。
(青いのが日本、赤いのが韓国、茶色がイタリア、薄い紫が中国、黄色の左側のがアメリカです。)
ただ重傷者のためのベッドは限られています。
人工呼吸器もECMOも扱えるスタッフの数も限られています。
今は自分だけは大丈夫とおもわず、感染者をこれ以上増やさないために冷静な行動をとって欲しいと思います。
p.s.自衛隊中央病院の論文は現在削除されています。
同業者さん含め、情報共有の目的で医療従事者の方にはお見せする事ができますのでメッセージをいただけたらと思います。