こんにちは。渡邉利咲です。

 

最近は、毎日、お風呂上りに自家製のトリートメントオイルをつかって、全身のトリートメントをするのが日課。

 

全身を丹念にトリートメントすると、程よい感じで肌に浸透していきます。

 

精油の香りが部屋中に広がって、その中で薄明かりをつけてゆっくりと読書を楽しんでいます。

 

 

さて、以前、目が見えない友人とお茶をしに行ったことがありました。

 

いつもAさんと遊びに行くときの手を私の肩に置いて歩いています。

 

その日も、Aさんの手を私の肩に乗せてお喋りをしながら道を歩いていると、突然Aさんが「大きなビルがあるようね。ここには何があるの？」と話しかけてきました。

 

驚いて「なんでビルだとわかったの？？」と言うと、笑いながら「なんとなく」と返してきました。

 

まぁ、「なんとなく」は冗談でしたが（笑）

 

Aさんは歩くたびに足の裏から地面を感じ、肌にあたる風の温度、風向き、耳から入ってくる情報によって近くにビルがあると判断していました。

 

Aさんの歩き方を見ていると、私とは異なる歩き方をしていました。

 

私は歩くとき、前に出した足に体重をかけますが、Aさんは前に出した足にすぐに全体重をかけない。

 

一歩一歩、確かめるようにまずは足を地面に乗せるようにして、大丈夫だとわかったら全体重をかける。

 

きっと何か危険なことがあったら、すぐに後ろに下がることができるようにしているのでしょうね。

 

Aさんとお茶をしていたとき、時々、横断歩道の真ん中に車が停まっていて、ほんとうに迷惑だという話を聞きました。

 

「なんでわざわざ横断歩道の真ん中に停めるんだろう。」とAさんは首を傾げていました。

 

私はよく車を運転するのでこの状況はわかります。

 

時々、横断歩道の真ん中に停車して信号待ちをしている車を見かけますが、わざとではないですよね^^;

 

私はAさんに

 

「例えば、車が右折しようとして、信号が赤になろうとしたときに対向車が信号を無視して突っ込んでくる場合があるの。タイミングによっては右折できなくなって、危険だからやむを得ず横断歩道の上に停車することがあるのよ。」と言うと、

 

「あ～、そうだったんだ。」と、Aさんは長年のモヤモヤがスッキリ晴れた様子。

 

人間関係も同じなのかな。

 

相手のことを知れば、相手の真意がわかれば、相手への見方が変わることは沢山ありそうですね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

素敵な一日をお過ごしください。

 

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