書いてる今日は9月11日。
 
停電が続いていた実家は、この日のお昼前に復旧したそうです。
たまりにたまった洗濯物を片付け、ダメになった冷蔵庫の中身を処分したと電話で言っていた母、でも、やっと電気が戻ってうれしそうでした。
 
書いてる現在、熱帯夜続きの中をエアコンなしで過ごす羽目になっている皆さんが大勢いらっしゃいます。
掲載するこの日には、もう解決しているといいのですが。。。
 
報道されている以上に、個人宅の崩壊や樹木の倒壊など、被害は多いです。
 
 
話は戻って、1月6日の神奈川県横須賀市、久里浜でございます。
 
てくてく歩いているうちに、また大きな橋梁が見えてまいりました。
 
今度は歩行者用の階段もあることから、一般道のようです。
 
 
踏切はないけど、この陸橋を渡ることで線路の反対側へ行けるわけですね。
 
登ってみたら、JRと京急の線路をいっぺんに見られたのかもしれないのですが、この時は先を急ぐことに夢中で、そのまま通り過ぎてしまいました。
惜しいことをしたかも。
 
 
線路沿いのこちらには、やがて丸大食品横須賀工場が見えてまいりました。
丸大といえば思い出すのは「腕白でもいい、たくましく育ってほしい」のセリフで有名な丸大ハムのCMですよ。
 
世代が若くて知らない方はごめんなさい。
チャロおばさんが若かりし頃、めちゃくちゃ流行ったのですよ。
 
薄いスライスハムくらいしかハムというものを知らなかった時に、固まりのハムをナイフで厚切りにするという豪快な様子をCMで見せられ、いつか厚いハムを食べてみたいと思ったものでした。
 
10代のある年、実家へ届いたお中元のハムでその夢が叶いかけたのですが、残念ながらうちの母、塊(かたまり)のハムを食べにくいからと細かく、さいの目切りにしてしまいました。
 
ああ、あの、塊ハムにがぶっと噛みつく夢が~~ぁ。。。。と、がっかりしたのを思い出しました。
 
…大人になってから、やってみましたけどね。
そして1回で懲りました。
ハムって、塊だと、硬い。。。
 
 
工場の広い駐車場の向こうを見ると、丘の上にも住宅が立ち並んでいます。
 
横須賀といえば昭和の歌にも歌われる、海辺とか港とかがイメージされやすそうな場所ですが、だからと言って低地とは限らないわけですね。
 
一度、京急線の旅で横須賀を歩いた私には、この先の高低差満載の道中が予測できて、今からブルリと武者震い。
 
 
やがてまっすぐ線路沿いを着ていた左側の道が行き止まり。
ここからは線路の右に再び移動です。
 
このあたりから平作川と大通りを挟んでさらに右手に行くと、京急線の北久里浜駅があります。
 
そしてうまく画像には納められないまま、どんどんとJR横須賀線とは離れていってしまうのでした。
次の京急線との再会は、険しい丘越えをした後だな。
 
 
線路は住宅を挟んだ向こう側。
また線路と並走する道路があったので、ありがたくそのまま進みます。
 
行き先表示には鎌倉と葉山の地名が出ておりますが、葉山町にはリゾート地でありながら鉄道がとおっていません。
なので寄ることなく、鎌倉方面を目指すこととなります。
 
 
 
ちなみに、横須賀線といえば東京ー久里浜間でございますが、実は東京からしばしの道中は、東海道線の線路を通っているといった設定となっているそうな。
実際には本数が多いですから、それぞれ線路を持ってますけどね。
 
横須賀線を歩こうと思った際、1番のネックがこの、東海道線とのルート被りでした。
東海道線と横須賀線は、それぞれ単独の所属駅もありつつ、どちらの路線も停まる駅も多々あります。
その、一つ路線単独のルートと、かぶっているルートと、どのように歩いて表現したらいいのかなあと、悩み悩んで考えて。
 
そしてひとまず今回は、他の路線は被らない、横須賀線の正式路線の区間を歩くということにしました。
 
この場合、横須賀線の起点は大船駅、終点が久里浜駅になります。
 
神奈川県の東部を走る区間となりますよ。
 
 
通りすがりの、とある壁、横須賀ならこの人!という人物の一人がいらっしゃいました。
 
そうか~、横須賀が地元でしたね、小泉弟さん。
結婚おめでとうございます。
 
そのために横須賀線の旅掲載を引き延ばしていたわけではないのですが、なんとグッドタイミング。
 
 
現在歩いているのはバス通り。
バス停があったので見てみると、バス停の名前は「五郎橋」というらしい。
 
なぜ、五郎なのか?
ちょっと気になったのですが、いわれなどはイマイチ検索できませんでした。
 
衣笠駅行きとありますが、まさにただいま目指している、最初の駅です。
 
 
バス停の先にその「五郎橋」があり、ずっと並行して流れていた平作川が進路変更したためにかけられている橋でした。
 
河口から4.5キロとありますが、久里浜駅から河口までは大体1キロくらいでしょうか。
なので、単純計算で、久里浜駅からここまでで3.5キロくらい歩いたということになるようです。
 
平作川は、ここから線路の左側を流れます。
 
♪ discovery  宇都宮隆