高架下を抜け、たどり着くのは花の銀座。
そこに、ほこららしげにはためくのは、ラグビーワールドカップの旗。
この時はもう、冷めていた世間の前評判が嘘だろ～というくらい、日本中ラグビーの話題で盛り上がっておりました。
立派なご活躍でしたねえ。日本代表。
書いてる今日は１２月１２日。
前日１１日に、ラグビー日本代表のパレードがあったのですよ。
この近くの、丸の内で。
丸ノ内線の丸の内。
まさに、これから向かう場所でございます。
JR高架の反対側、東側に来たところで、同じく地下でJRと交差した丸ノ内線は北東へとカーブし始めます。
地上では、ちょうどJR高架と東京高速道路の高架が並んでいるところで、そこから徐々にJRと高速は距離をあけていきます。
その、まさに距離が離れ始める現場に立っている私。
進行方向を見ると、画像左側の建物の裏にJR高架が行き、画像右の建物の上が東京高速道路となっております。
東京高速道路の下も、ショッピングモールとして有効活用されております。
JR高架をくぐってすぐの場所ではわかりにくかったので、少し北東へすすんだここで、振り向いてパシャリ。
おお、新幹線が来たからちょうどいい、もう一回パシャリ。
ということで、２回目の画像を採用～。
JRの高架は東京駅へ向かって各地から各路線が集まってきて、横並びになっています。
その一つが東海道新幹線。
横並びの一番東端を走ります。
他に、山手線に京浜東北線、東海道線に横須賀線、その線路を利用する湘南新宿ラインに上野東京ラインがここを走ります。
えーと、抜けてる路線はないかな？
なにせいっぱいあるから、何か気が付かれた方は、ご指摘歓迎でございます。
体の向きを進行方向へ戻しまして、ビルの陰に去っていく新幹線を、もう一回パシャリ。
２つ上の画像で写っていたビルです。
正確には丸ノ内線は東京高速道路の向こう側、東側へ抜けて行ったのですが、そちら側に歩ける道がなかったもので、あえて東京高速道路のこちら側、西側を進みます。
少しの間だけ、丸ノ内線はこの東京高速道路と並走しています。
やっぱり見えないけど。
ということで、一見そうは見えないのだけど、東京高速道路と並走する道路をてくてく。
「東京高速道路」という名称も、この度初めて知ったのですが、これは首都高と合流していますが首都高ではなく、中央区のみに存在する一般道なのだそうな。
さっきからわざわざ「高速」と略さずに「東京高速道路」と名称を長々書いておりますのは、名前に「高速」が着いているけど、実はいわゆる１００キロ出してかっ飛ばしていい高速道路ではないからなのです。
東京高速道路は銀座をぐるっと囲むような環状線で、あちこちが首都高とつながっております。
しかし、東京高速道路の範囲内では一般道として最高時速４０キロ制限だそうな。
しかも、東京高速道路内なら無料で走れるのです、一般道路だから。
これまた、この記事を書くまで知らなんだ。
何度も見かけたことのある道路ですが、普通に首都高の一部だと思っておりました。
一応、渋滞緩和目的で作られたそうですよ。
とか言っているうちに、表通りにとやってまいりました。
ここから東京高速道路は角度を北北東へと変えて、右手を走っていきます。
目の前にそびえたつのは、有楽町マリオンです。
だいたい左手を走るJRの線路を境に、西が千代田区、東が中央区と別れているのですが、ちょっと北東へ移動したからか、左手の地区の名称が日比谷から有楽町に変わりましたです。
その町の名前を撮った有楽町マリオンは、有楽町のシンボル的商業ビルでございます。
この目の前の交差点より、さらに東にちょっとだけ行ったところに、有名な数寄屋橋交差点がふありますよ。
すきやばし。。。過去の名作「君の名は」の舞台となった場所です。
ちなみに近年大ヒットしたアニメ映画の「君の名は。」は、タイトルに「。」が着いているところが区別する点ですな。
まったく別のお話でございますのは有名な話。
まさか、ここに「君の名は。」の聖地巡りに来る人はいない…よね？
今、歩いてきた道から左手を見ますと、ビルの裏に行っていたJRの高架がまた見えました。
そしてその前、東京メトロのマークがございます。
銀座駅に到着です。
一応近づいて撮ったのだけど、ガラス張りの壁に写ってはいけないものが写ってしまったので、ボツに。
銀座駅は当然、銀座線が乗り入れています。
日本初の地下鉄・銀座線の駅として開業しました。
それが昭和９年です。
丸ノ内線の駅としては昭和３２年に開業しました。
実は当初は名称が「西銀座駅」で、銀座線銀座駅とは乗換駅ということになっていました。
もう一つ、昭和３９年に日比谷線も開業しまして、それと同時に丸ノ内線の「西銀座駅」の名称も「銀座駅」に改称し、現在、３つの路線の駅となっています。
♪ SOMEDAY 佐野元春