赤坂の街は、ビル街と風情ある花街とでできている、というのが、私のかつての印象でした。
しかし赤坂と言っても広いです。
そんな、ちょっとテレビで見た程度の浅い知識で語れるほど、薄い地域じゃございません。
こう、何気なく画像を撮ってみても、いろんなものが写っています。
ちらほらとおまわりさんが写っているのも、この街だからだろうなあ。
何せ駅名で気付かれた方も多いでしょうが、この先は日本の中枢部ですよ。
立派なビルの前に、ウォーターエリア。
この、地価の高い赤坂で、なんと贅沢な造りですか!
庶民な驚きを発してしまいましたが、とりあえずキレイなのでパシャり。
その並びに、今度は立派な料亭ですか?
普通に入れる茶房でしたが、この由緒正しそうな店構えに、思わずビビって指も写ります。
さらに立派なショールーム。
銀座線の旅で一回は来ているはずの私。
しかしすっかり様子を忘れていて、いちいち驚いておりました。
そして最大の驚きの物も、忘れていたのです。
通りかかって超ビックリ。
それはこちらでございます。
外堀通りに面して、ドドーン!とそびえ立つ大きな鳥居です。
何でこれ、忘れてたかな私・・・
この数ヶ月、予期せぬ転勤や初めての長距離通勤など、個人的にいろいろあってボケていたのかもしれません。
こちらは赤坂日枝神社でございます。
最初、読み方のパターンをいろいろ考えてしまいましたが、「ひえじんじゃ」と読みます。
鳥居の奥にまた横切る道がありまして、さらに奥に敷地のある小山があります。
最近は登るためのエレベーターがあるらしいのですが、パッと見、見つからず。
そのまま通りすぎようと、神社の小山の周りを歩きます。
実際、丸ノ内線はこの日枝神社のとこらで並走する外堀通りと銀座線から離れ、角度も南東から北東へ、V字に変えて進むようになります。
銀座線はそのまま南東へ、外堀通りの地下を通って溜池山王駅へと向かいます。
丸ノ内線はちょっと裏道のような静かな通りを、日枝神社の小山に沿っててくてくてく。
この辺りから、銀座線に代わって東京メトロ千代田線が近づいて来て、並走するようになります。
どれだけ地下鉄路線が埋まっているやら。
以前にテレビで、東京地下鉄全路線の3D模型を作ったという人が紹介されていましたが、その複雑怪奇っぷりはすごいものでした。
各展示会や何かに貸し出されていると聞いたのですが、いつか生で見てみたいものです。
この赤坂界隈も路線がさぞや上下左右に入り組んでいることでしょう。
♪ 失格 橘いずみ