これまでは伊豆半島から続く北東へのルートだった東海道線。

鴨宮駅からは、海岸線のカーブなどがありますが、だいたいまっすぐに東へ向かいます。 
 
 
山がだいぶ離れ、海も断崖絶壁というよりは、まだ低い位置から行けるようになります。


だからこの先、オーシャンリゾートだらけとなりますよ。

しかし東海道線は徒歩圏内ではありますが、やや内陸へと引っ込みますので、国道135号線を歩いていた時のような「海近!」という風景はあんまり見られなくなるかもしれませんです。


立派な駐輪場があったので、パシャり。

やはり地方は自転車も駅までの大事な足ですね。

いろいろな形態の駐輪場が見られるのですが、こちらは赤い壁がなかなかかわいらしい。

 ちゃんと出入口に、鴨宮駅の時刻表が掲示してあるのが親切。

 
JRの旅をしたときにガックリくることの一つに、電車が長い分、ホームもめちゃくちゃ長いということがあります。

すでに駅を出てから数十メートル来たはずが、まだホームがある。

 
やっとホームの端まできたら、今度は塀で隠れてしまいました。

まあ、しょうがない。

狙った通り、道は線路に沿ってしばらくまっすぐあるから、のんきに行きます。

 
駅近なここは、ゆったりした感じの住宅街でした。

その一角に、気になる看板があります。

「鉄道模型レールレンタルジオラマ店」とありますが・・・。

そんな商売があったのかと、感心、

看板も壁も東海道線ラインが引いてあるところが素敵かもです。

外からよくわからなかったので、それだけですが。

 
線路沿いに道があるのは便利ですが、景色が単調になりやすいという悩みが発生することがあります。

数百メートル来たけれど、特に写真を撮らないまま、行き止まり。

平らな道はいったん終わり、左右に曲がるか階段を上るかの選択肢となりました。

気になるので、階段を上ってみる。

 
階段を上る途中で、水路を渡りました。

小田原市は北条氏が整えた水路が今もたくさん残っているそうで、相模の国と小田原を強国としていた理由の一つだったそうな。

現代はほとんどコンクリートなどで補強されていますが、ここも昔からある水路なのかもしれない。

 
もうちょいで階段のてっぺんというところで、下を見たら自動車が見えました。

踏切ではなく高架をくぐることで、踏切事故を防いで安全に運行するための道路ですね。

けっこう深いな。

 
階段を上り切ったら、線路と歩道が同じ高さになりました。

いつの間に高い位置に来てたんだ?線路は。

壁に隠されていて、気づきませんでしたよ。

 
 真上から高架下を見てみると、可愛い車が並んで行くところでした。

回りがヨーロッパの風景とかだったら、車のGMに使われそうだな、とか思ったりして。


 
♪  逢いたさ見たさ病める My Mind  サザンオールスターズ