旧三井別邸のある大磯城山公園の敷地を出ましたら、広々畑が広がっておりました。
 
 
このあたりで、次の駅に着いたらもうギブアップだなあと思い、またこのあと千葉の実家へ帰るのでチャロママに電話します。
 
 お~い、母上、今大磯にいるよ~ん
 
と言ってみたところ、
 
 大磯かい?吉田さんちは行ってみたかい?
 
というお返事が。
 
吉田さん?ついさっき、見た名前かも・・・??
 
 
遠くに見えた、謎の建物をズームしつつ、なんだっけ~と考える・・・・・・。
 
・・・・・・。
 
実は、大磯城山公園は、私が寄りました旧三井別邸のあった地区ともう一つ、南の海側に旧吉田邸がありました。
 
終戦直後の日本を支えた内閣総理大臣、吉田茂の邸宅が、こちらはほぼ建物が残っていて見学できたそうなのです。
 
チャロママはそれを言っていたのでした。
 
今にして思えば、寄っとけばよかった。
 
そのあと、テレビドラマのスペシャルで、吉田茂元首相を笑福亭鶴瓶さんが演じた作品が放映されて、その大磯の邸宅が舞台になったりしていたのです。
 
 
紫なのか何なのか、よくわからないキャベツを発見しました。
これは何の種類なのであろう?
 
こののどかな景色の場所で、 かつての吉田邸では日本の将来を左右する重要な会議が行われたりしていたそうでございます。
 
国会で審議する前に打ち合わせ、みたいなこととか。
多くの政治家や関係者が、吉田邸を訪れたそうですよ。
 
 
などとおおきな歴史に思いをはせたりしていると、突如見慣れてきたモノが現れました。
 
あ、あれは!
足先が白いけど体は黒いやつ!
 
まさか、大磯城山公園で2度遭遇した、あの黒猫か??
 
もう100メートルくらい離れたと思うのですが、悠々と畑の中を歩いておりました。
猫って縄張りがあるから、そんなに広い範囲を移動するイメージがなかったのですが、迷いネコという雰囲気もないし、これくらいの距離の移動は普通なのか?
 
 
 
アップにしてみる。
間違いない、あの猫です。
 
不思議な遭遇をしたなあ、何か意味があったのだろうか。
 
 
さすがに三度目の正直で、黒猫さんとの遭遇はここまで。
 
線路がある方に向かう道を見つけたので、そちらをてくてく歩きます。
 
 
その途中には、なにやら果樹園?
木がたくさん植わっているスペースがございます。
 
梨かな?と思ったけど、違うかもしれない。
実がなっていないと、さっぱりわからないです。
 
 
だいぶ線路に近づいたところで、なんだか格納庫への入り口みたいなものが現れましたよ。
 
地下カタパルトにでもつながっているのかと思われましたが、単純にこれも線路の向こう側へ行くための地下通路のようです。
 
改めて画像で見ると、地味に迫力があるなあ、この入り口・・・。
 
その横に、にょいっと避けてその先へと進める細道があるので、私はそちらへと進入します。
 
 
再び線路沿いに到着~♪
 
なんでかまた、ブロック塀になっているけど~~。
 
一山超えて、また再び線路脇の細道にたどり着きました。
 
 
♪  猫   サザンオールスターズ