トレーニングの時間がない! どう切り抜けたらいい? | 筋トレ好きの見ている世界

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この12月からトレーニング環境が大きく変わりました。残念ながら悪い方にです。そこで、これからどうしたらいいのかを整理してみようと思います。


1 違いを把握する

これまで僕は、ほぼ毎日時間を気にせずにトレーニングすることができました。豊富な時間を使って、心ゆくまで技術の向上を目指して楽しむことができました。高頻度、長時間、技術優先のトレーニングでした。


ところが新しい環境では、土日はこれまでと同じようにできますが、平日はほとんど無理。月曜日以外は朝5時に起きれば20分くらいはできますが、果たしてこれを「できる」といっていいのかどうか…。とにかく環境はかなり悪くなってしまいました。


2 諦めが肝心!?

これまでのように高頻度を前提とした技術習得優先のトレーニングはできそうにありません。これまでと同じことを、劣った環境で無理にやろうとしても疲弊するだけで、次第に熱意も失われていくのは必然です。これまでの方法、気に入っていたこと、好きな時間の使い方は諦めることにします。


3 与えられた時間の使い方

とはいえ、全くトレーニングできないわけではないので、与えられた時間を有効に使いたいと思います。問題は何に使うかです。僕は、「失ったときに取り返すのに時間がかかるもの」 に時間を使うことにしました。

4 基礎体力だけを死守することに

技術に関しては、全くやめてしまうのでない限り、向上もしないかわりに早々に失われることもないと思います。一方、基礎体力はやめればすぐに低下し、やっていても強度が低ければやはり低下し、結局、低下は免れないでしょう。しかし、これをできるだけ緩やかにしたいと考えました。


5 長いスパンで考えてみる

これまでの目標は技術の向上でした。しかし、それが難しくなった今は、技術の習得に固執するのをやめ、基礎体力のキープを目標にします。基礎体力さえあれば、いつかまた時間が使えるようになったとき、技術の練習の続きができるはずです。現状を過渡期と位置づけ、淡々とできるトレーニングを続けるのも悪くありません。


6 「捨てる」選択が不可欠

まず、毎日行っていたクリーンの練習は無理なので止めます。BIGスリー重視のメニューになりますが、高重量を扱えるのは土日だけです。土日にスクワット、デッドリフト、ベンチプレスをすべて押し込めばいずれケガをするでしょう。スクワットかデッドリフトのどちらかを外す必要があります。僕はバックスクワットを外すことにしました。その変わり、平日にフロントスクワットかオーバーヘッドスクワットを軽めの重量で行うようにします。


7 そして考えたメニューがこれ

月 休み
火 フロントスクワット
水 ジャーク(フロントスクワットのポジションから)
木 オーバーヘッドスクワット
金 クリーン
土 デッドリフト、ベンチプレス
日 ジャーク(バックスクワットのポジションから)

火~金は5時起きです。しかし、これを完璧にこなそうと思えばいつか破綻するので、「平日は週2回できれば十分」というスタンスでやろうと思います。


8 ポジティブに考えてみる

悪い面だけでなく、良い面も(無理やり)考えてみたいと思います。まず、1週あたりのトレーニング強度がかなり低くなります。疲労がぬけるという良い面があるかも知れません。ジムに行くと最初に、筋肉は休んでいる間につく、と教わりますよね。僕はもう何年をこれを無視してきました。はっきりいって常に疲労が残っていました。これからは体を休ませる時間が増えます。土日の種目に関しては、ひょっとするとかえって重量が伸びる可能性があります。


9 目標を再設定する

このブログはクリーン&ジャークをやるために始めたのでした。そして、これまで技術の習得を重視してトレーニングしてきました。これからは基礎体力の維持が課題です。とはいえ、当初の目標を完全に捨てたわけではありません。メニューを考えるとき、ジャークだけは1種目足して、フロントとバックの両方でやってみることにしました。「守り」一辺倒の変更では面白くないですからね。ささやかながら、ジャークだけは攻めてみます。そんなわけで、状況は変わりましたが、楽しみがないわけではありません。