クォーターランプ製作 | アラフィフオヤジのスケボーと家族

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子供の「スケボーがしてみたい」の一言で25年ぶりに、40代で復帰したスケボーと家族のブログ。
インスタ@sk.bozu

仕事終わりにちょろっと練習する為に、以前から欲しかったクォーターランプの制作を開始。

私自身、先人の制作過程を結構調べて勉強したので、どなたかのお役に立てる様にレポートします。

制作寸法
・W800mm×D850mm×H350mm
・このうちプラットホームはD270mm
この寸法、仕事で使っている車のラゲッジスペースにポンと積めるサイズ。
で、一人で積み下ろしが出来る様に、軽さにこだわり作っていきます。
※規制内でのMAX寸法ですが、完成後の感想はもっと長さが欲しかった!


まず、工具。
・電動ドライバー
・ジグソー
・丸のこ(今回は不使用)。あれば楽かと。
・グラインダー(無くてもいいかと)
・ハンディソー(塩ビ管カット用)

材料
・側面は1cmの合板(廃材再利用)
・骨組みは適当なサイズの垂木
・R面は5mmのベニヤ1枚貼り
・R面の上り口は0.27mmのトタン(適当です)
・コーピングは塩ビ管
・コースレッド(木材接合用のネジ)32mmと30mm
・ステンレス釘10mm(トタン取付け用)
軽さにこだわり、垂木は敢えて細め。
更に軽量化の為、塩ビ管を使用。
もしダメになったら金属製に変えればいいかと。


R面の切り出しに使用するジグソーですが、事前練習がお勧めです。
・ゆっくり切る
・しっかり押さえて切る
・歪んだら慌てず戻り、軌道修正
・自分を信じる!
今回使った物にはありませんでしたが、オービタル機構が有る物は使用しない方がいいようです。


■作業開始

垂木を切っていきます。

ここで丸のこがあれば楽かと。
今回は練習も兼ねてジグソーでカット。
ランプだと2×4の部材を使う事が多いと思いますが、このサイズだと写真のサイズで充分。
2×4は重たく、加工も手間です。


塩ビ管をカット。
単管パイプだと、売ってる物は1mがミニマムの様。
80cmに収めるのに簡単なこともあり塩ビ管を使用しています。

塩ビ管に取付け用の穴あけ。
木工用のドリルで簡単に開きます。
これも単管パイプだと結構面倒かと。

側面板にRを引き、カット

Rの寸法は事前に決めておらず、部材の大きさに合わせて線を引きました。
※後述しますが上の2枚の写真、異なる部材の物です。

結構ヘロヘロしてます…。

ヘロヘロをグラインダーで整えます。
使ったディスクは金属用のもの。
これはグラインダーでなくてもいいかと。
というか、木材の断面を整えるのにグラインダーを使うなんて、大工さんはしないと思います。
木工用のやすりがあれば、それでいいかと思います。

R面の上り口の補強用のトタンを切断。


グラインダーで切りましたが金切りハサミでも切れると思います。

0.27mmの厚みはホームセンターの売り場で、感覚でチョイス、
厚みや素材も色々あり、ステンレス板が強度的に良さげでしたか、その分、加工しにくそうかと思い避けました。

ついでにトタンで怪我しないように角を落としておきました。

コースレッドで組み立て。



R面の切り出し

コーピングの位置決め
R面の部材とプラットホームの部材とのバランスを見ながら調整します。
※ここで一度失敗しました。詳しくは後述します。

コーピング設置個所の加工
せっかくジグソーが使えるようになったのでRに切ってみました。
強度を考慮し側面板に乗っかる様にサイズを合わせてますが、コーピングの位置決めが結構手間です。
強度に不安が無ければ、位置決めは乗っけない作りの方が楽です。

更に組み立て

当初、5mmのベニヤを2枚貼りしようと考えてましたが、強度的にいけそうなので1枚のみです。
あと、R面を貼る時は骨組みが見えません。地味にどこにビスを打てばいいか分からなくなりがちです。
事前にR面の板にガイドラインを引いておくといいかと。

上り口のトタンを設置していきます。
※完全に我流です。
設置には10mmの釘を使用。

一応、ボンドも使用。

で、釘を打とうとしたら短くてつまめない…。

考えた末、割りばしで摘まむことに。
釘を金槌で打って取付け。

最後、プラットホームを付けて作成完了



車への積み下ろしも完璧

■実は…。

当初、W800mm×D850mm×H450mmの
クォーターを作っていました。
で、組んだらかなりクイックでした…。
とても滑れそうに無い…。
ドロップしたら地面に突き刺さりそうです。
Rを緩やかにする為に高さを10cm下げました↓

更に、痛恨のコーピング設置ミス…

プラットホームの部材の厚みを考慮するの忘れてしまい、プラットホームより下がっています。
組む前に安易な位置決めでコーピング部分をカットしてしまいました。
なので、2回目は慎重に位置決めしました。

結局、側面板は一度作り替えました。
人によってコーピングの出幅の好みは様々。
じっくり調整するには全体を組んでからをお勧めします。

構想から買出し等含めて1週間程かかっていますが、手元に全てが揃っていればカットから完成まで、このサイズでスムーズにいけば約1日で終了する作業量だと思います。
ホームセンターで部材をカットして貰えば更に楽かと思います。

■結論
・強度や耐久性は今後、要検証。
・サイズの規制があったが、もう少し長さが欲しい。


この通り、ドロップインしたらもうボトムです。
このサイズでもクイックに感じます。
・作って良かった!
今までも意欲はありましたが、何となく億劫で先延ばししてました。
特にジグソーが上手く扱えるか不安でしたが、練習すれば何とかなります。

ちなみに今回のクォーターは今だに安定しないアクスルストールの練習用に、と考えて作りました。

2020年4月に新たに2台作りました。
そちらも是非!

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