メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」2020年2月27日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
新コロナウィルスの集団感染予防のため
全国の学校の養護教諭の先生方が、体を張って、その対策をされている様子が
保健室コーチング資格コースのライングループの投稿から
伺われます。
最前線で、保健所や薬剤師、学校委と連絡を密に取りながら、
予防に取り組む養護教諭の先生方の姿に心打たれています。
保健所や学校医、学校薬剤師との
密な連携や子どもたちの感染予防のための
具体的な対策。
マスク不足、消毒薬不足の中、東奔西走されている方も。
アルコール消毒に変わる消毒液は?
どこをどの薬品でやればよいのか?(この薬品は金属はダメだよとか、この薬品は代替品としてOkだと薬剤師に確認した‥とか)
この薬品を何パーセントで薄めるか
使い捨て手袋も品薄な状態なので、消毒に回る人員を限定し交代制にするとか
大規模校では、担任が自分たちで拭き掃除用の消毒液をつくれるような資料と容器の準備をどのようにやったとか
欠席連絡を受ける時の確認事項とか、
健康観察の視点とか・・・
アルコール消毒液が手に入らない、マスクも不足、そんな中、あらゆる工夫で頑張っているのです。
地域が違うと、県自体の予算、市長(町長、村長)などの考え方、市町の予算、保健所、教育委員会の考え方など
それぞれ違う中で
守秘義務に留意しつうも、全国規模のネットワークで、みんなが知恵を出し合い
お互いに知識や知恵を共有し、あらゆる面で、非常に緻密な対応をされている姿に
感動しています。
ただ、自治体によっては
現場を知らない教育委員会の丸投げかと思われる実態も。。。。
保健室コーチング資格コース受講生の
LINEグループは地域ごと&期ごとに分かれているので
グループ数はかなりの数となります。
ですが、それを統括する桑原としては
それぞれの有益な情報をまとめ、それぞれのグループにシェアしていくのが
役目と思っています。
世界中で、日本にしかない養護教諭という職業。
この危機的状況でのそのプロ意識に、脱帽状態の桑原です。
こうした具体的な対策とともに、「情報の選択力」というものも
大切な生きる力となってきます。
どんな状況の時もそうですが・・・・・
●悪質な情報(デマ)を流す人
●その情報に振り回されやすい人
●ふりまわされた挙句パニックになる人
という人が現れます。
感染者が同じ市内から出ているという地域では
学校での対策に保護者も敏感です。
ある地域の養護教諭の先生が
「保護者の方の理解と協力が、学校の職員の心の支えにすらなる」
とおっしゃっていました。
こういう時こそ、保護者の方と学校が
「誰が悪いか」の発想を手放し、
解決イメージ(元気に子どもたちが学校生活を送っている様子)を共有し
「何ができるか」を考えていくとき。
必要以上に
恐れ、恐怖だらけになってしまうと
「こうなったらどうしよう」
というマイナスのイメージばかりが生まれ
脳はそれをインプットします。
これは
マイナスの願望をイメージトレーニングしているのと
同じこと。
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・信頼できる情報を選択する。
・あおるような報道を何度も繰り返し見るの
をやめる
・必要な予防方法を施す際は、「感染が広がらないように」ではなく「健康に過ごすためにやる」という気持ちを持って行う。
・自分が元気に過ごしているイメージする。
・リラックスできる音楽や映像を見て、心を落ち着かせる。
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ライングループの中で、東北医科薬科大学病院の市民向け
パンフレットが紹介されていました。
これは、NHKでも紹介されていた信頼できる内容ですので、参考にしてください。
ただ、市民向けですので、学校関係などの施設では、さらなる細やかな対応が必要となります。
http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2326/
がんばれ!学校!
頑張れ!子どもたち!
頑張れ!先生!
頑張れ!日本の家庭!