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なんと相手同様に3-4-2-1を敷いてきた横浜FC

GK六反

DFキョーワァン、田代、小林

MF瀬古、謙介、マギーニョ、志知、松浦

FW光毅、一美

サブGK竹重、DF袴田、MF武田、松井、中山、俊輔、FW皆川

前半ジェイを抑え、鈴木武蔵のワンゴールに抑え込む。

札幌のビルドアップを許さない前線の動きも良かった。

謙介の縦パスにフリックで抜け出した一美がスゲの反応の良さを逆手に取って抜き去って同点で前半を終える。

序盤ロストの多かった光毅も徐々に輝きを増す。

しかし後半はジェイのポスト、チャナティップのスルーパス、鈴木武蔵のスポードにペースを握られる。

チャナティップのスルーパスに抜け出した鈴木武蔵に決められる。

横浜は松浦、瀬古が機能しない。

収めどころが1つでは心もとなく、皆川を前に入れて後ろは4枚にすべきだったと思う。しかし65分3枚替えでは、両ウィングバックをマギーニョ→中山、志知→武田、そしてワントップの一美に代えて皆川。

武田は相変わらずクロスを上げきることもできない、中山も縦の動きを封じられ、皆川が入ったことで前線での得点の匂いが消えた。

この3枚替えは完全に失敗。その後瀬古→松井、90分に松浦→俊輔。

松井に関しては松浦に代えて前に置くべきだった。そして瀬古を代えるならもっと前、それは俊輔の交代の遅さも同様。

3-4-2-1のまま勝ちきれるという甘い三段とそれが通用しなくなったときの二の策が取れなかった。付け焼き刃と熟成の差が出た試合だったと思う。

採点

• 六反　5.0　DFラインと協調できず、あっさり2失点。
• キョーワァン　5.5　デビュー戦。DFラインではストッパーとしてもロングフィードも正確に決めていた。ナイスファイト
• 田代　5.0　リベロとしては相変わらず危なっかしいディフェンス
• 小林　5.0　代表を目指すには何もかも足りない。
• 瀬古　4.5　デビュー戦の開幕戦とは何もかも違った。何もできなかった。
• 謙介　5.5　横浜のバンディエラとして要として欠かすことでできない選手であることを証明した。
• マギーニョ　5.0　ほぼ前に張りっぱなしで、序盤はスペースを狙いうちされた。あそこまでサイドを留守にするなら結果は出さないと。
• 志知　5.5　左サイドでなんどもチャンスを作った。
• 松浦　4.5　消極的なプレーが特に後半は続いた。J1レベルでは厳しい。
• 光毅　5.5　パサーとしてもドリブラーといても、フィニッシャーとしても姿勢は見せた。後は結果。
• 一美　6.0　J1初ゴールは見事、でもあと2点はチャンスがあった。
• 皆川　4.5　ポストしか求められていない選手がポストもこなせないようでは話にならない
• 中山　5.0　スピードを活かせないプレーに終始。
• 武田　4.0　クロスも上げきれず、左サイドを殺した。
• 松井　5.0　J1でボランチやれる選手じゃない。
• 俊輔　5.0　何もできず。4分で俊輔に何をやれというのだろう。
• 下平家督　4.0　序盤良かったが後半ペースチェンジをしたかったらフォメは代えるべきだったし、一美は下げちゃだめ。

監督のミスは明白。次はキャラ、レドミ、イバ、伊野波といったAチームが出てくるはず。一緒に昇格した相手、柏に負けるわけには行かない。