はらわたが煮えくり返る!
こんな感情は、久々だ。
うん、1年半前に、バンドを辞めて以来。
怒りのエネルギーって、破壊のエネルギーでもある。
結局、10年もやったバンドも、日々の怒りが積もり積もって破壊、脱退したわけだけれども。
本当に、怒りのエネルギーって恐ろしい。
では、どうして そう言うエネルギーが生まれるのか、メカニズムを検証してみました。
毎週火曜日は、こりんごちゃんのタップクラスの日でして、
クラスは午後6時15分から、ウエストビレッジで行われる。
ミッドタウンのアタシのオフィスからは、30分は かかってしまうので、オフィスを5時半には出たいところ。
最近は仕事暇なので、タップクラスに余裕で間に合っていたのだが、
仕事が伸びる時は、通常勤務時間は午後6時までなので、6時まで働き、それまでに後片づけや掃除が間に合わない場合は、翌日早めに出勤して帳尻を合わせていた。
15分の遅刻にはなるが、クラスは1時間15分のクラスなので十分にクラスは楽しめる。
この日の火曜日は、6時まで仕事が伸びそうだったので、出来る範囲の掃除や片付けは、前もって掃除を始めておいた。
そう言う日に限って、ボスの機嫌が悪い。
一日中、どうでもいいことで引っかかって来ていた。
悪いことは続くもんで、5時に予約の患者が10分遅れて来た。
あぁ、もうこんなにハラハラするなら、タップクラスは諦めようかなと思っていたが、
なんとか6時には終わった!
「床のモップは、翌日、早く出勤してやりますので、お先に失礼します。」
「What about suction?」
患者の唾液を吸うバキュームにクリーナーを吸い込ませて帰る作業があるのだが、
「それも明日やりますね。」
「モップは、明日でもいいけれど、サクションは今やって欲しい。」
みたいなことを言いはじめた。
「今日はタップクラスなので・・・。」
たかがタップダンスだろ、
仕事と趣味混同しやがって、
そんなオーラを払って来た。
今やろうが、翌日やろうがさほど変わらない作業を、いつもならOKなのに、
とにかく、今日はボスの機嫌が悪かったのだ。
そして、どれほど、自分がタップダンスを楽しんでやっているか知っているボスだったので、
だからこそ、余計に人の楽しみをぶち壊したい人っているよね。
これ、ある種、嫉妬かよっ!
とも思った。
とにかく、嫌がらせをしたいのだ。
それがわかったから、
「Never mind! 」
一言吐き捨てて、クリーナーをぶち込み、床掃除もはじめた。
「クリーナーは今日やって欲しいと言っただけで、床は明日でもいいのに。
タップクラスは行かないのか?」
「間に合いませんので、Never mind!!!!」
ちょっと強めに言う。
アタシがタップクラスに行けなくてなったと分かると、
今度は、申し訳なさそうにオロオロする。
「でも、今日はどのみち間に合わなかったよ。」
しまいには、俺のせいじゃないと言い訳をする。
言い訳すんなよ、お前のせいだからっ!
気の毒に思うなら、最初から嫌がらせするなよっ!
仕方なくタップクラスを諦めた。
クラスに行けなくて残念な思いと、ボスへのムカつきがあったけれど、
まぁ、タップクラスを1日お休みしただけと言う事実は、仕事しなきゃ趣味も出来ないと言う現実であることを証明して、
こんなことは、誰にだってある事であろう。
いや、勤勉日本の人にしたら、えっ、こんなことでって思うかもしれないかな?
オフィスの掃除を終えて、タップクラスには行けず、家に直行で帰った。
その帰宅中の地下鉄の車内で、
あぁ、今、クラス始まってるな、
今から行っても30分も参加できないよな、
今日は、どんなステップ習ったんだろう?
1時間15分のクラスは、とってもいいエクササイズだったのに、
カラダを動かして汗をかいて、心も楽しい、
今日は、そんな楽しみを他人に奪われた!
タップ踊りたかった!踊りたい!踊りたい!
この人間の感情、
踊りたいのに踊れない、行きたいのに行けない、やりたいのに やれない、
こういった欲望を押さえつけられると、人はフラストレーション感じる!
しかも、それを他人に奪われたと言うことが、ものすごい憎悪になって、(大袈裟な言い方ですけれど。)
ムシャクシャが止まらない!
自分でも、ビックリしてるんだけれど、たかがダンスクラスに行けなかっただけなのに、されどダンスクラスに行けなかったなのか?
ものすごく、クラスに行けなかったことにガッカリして、楽しみを奪われたことへの悔しみ怒りが沸騰してしまった。
一見、些細な事に思われるんだけれど、
こう言う感情がコントロール出来ない人は、暴力を振るったり、犯罪を犯したり、怒りのエネルギーは悪い方へとブチまけられるんだろうな、なんて、別の冷静な自分が思ったほどで、
すぐさま、この怒りの感情をリリースしてやらねばならぬ!
ここで、感情のコントロールが上手く出来ない人は、この自分の楽しみを人から奪われた怒りを、奪った相手に向けてしまって、問題が起こるが、
ここは、楽しみを奪われた事にフォーカスするんじゃなくて、
奪われた楽しみにフォーカスすべきなんだよね。
楽しみを奪ったボスに腹を立てても、人間関係悪くなったり、下手したら逆恨みとか他人に危害を加えたりと、その怒りのエネルギーは悪い方へしか向かないけれど、
奪われた楽しみはタップダンスのクラスを取ることだったから、
踊ることの出来なかったダップダンスを存分に踊ってやろう!そこにフォーカスすればいいんだよね。
家に帰ったら、普通は、直ぐに夕食の支度をするのだが、
(料理得意じゃないので、ご飯作るの好きじゃないないんですが、外食や出前、出来合いのものは、塩分が高いし、節約のために自炊してます。)
でも今日は、食事の支度なんてしてらんねぇ〜ぜっ!
家に帰ったら、真っ先にダンスを踊らなくては、怒りのエネルギーに押し潰されてしまう!
ただ、ボーイフレンドとの同居だからね。
ジョンさんは、ご飯を作ること、一度も強制した事ないんだけれど、
自分も、それが義務だと思っていないんだけれど、
お互いを尊重して、帰りの遅いジョンさんに理由を説明した。
「今日は、ボスのせいでタップクラスに行けなくなっちゃった!
すごくガッカリして、すごくUpsetしているので、夕食を作る気がしない、
家に帰ったら、ダンス踊るので、今夜は、ご飯を自分でなんとかして下さい。」
こんなメッセージを受け取ったら、一般の日本人男性だったら、
はぁ?
とか思っちゃうだろうね。
ウチのジョンさんは、
「いつも言ってるけれど、Baby Cakes は、プリンセスではあっても、飯作り係でも、召使いでもないんだから、ご飯作りたくないなら作らなくたっていいんだよ!
それなのに、いつもご飯を作ってくれて本当に感謝している!」
こういう風に思ってもらえると救われるよね。
だから、こっちも料理得意じゃなくても、節約と2人の健康考えて、毎日食事作るよね。
ただ今日は、とにかく、怒りのエネルギーをリリースしなくてはならないので、帰宅後、直ぐに踊り始めた!
やっぱりカラダを動かすって心身共にいいっ!
程よく汗をかいたら、怒りのエネルギーは消えていった!
だから、自分が怒りのエネルギーや落胆のエネルギーに苛まれた時、
感情のまま左右されるんじゃなくて、
その原因を冷静に把握して、それを叶えてやればいいんだよね。
つまり、自分自身と、しっかり対話をしないとって事なんだよね。
踊ってたらジョンさんが帰宅したよ。
結局ね、ジョンさんが、夕食はデリバリーをオーダーしてしまったんだけれど、
無事に怒りのエネルギーは消えて、
今日もハッピーエンド!
人間は感情の生き物だから、
頭と心と肉体と、このバランスを取りつつ、
我慢せずに、やりたくないことを手放して、
やりたいことを優先して、
あはは、アタシは、やりたいこと優先させすぎだけどさ・・・。
では、本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
もう、ご飯作りたくない! 将来はパーソナルシェフとか雇いたいということで、
NYのビリオネアのパーソナルシェフをしている美人パーソナルシェフの田口康代さん!
こんな仕事があるのも、さすがニューヨークです!
康代さんのエネルギッシュなライフシェア、聞き逃せないよ!
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