今日の音楽はTHE YELLOWMONKEYの曲をランダムに聞いています。
イエモンはイエモンらしさの芯があるのに、音楽に多様性があるのが好きです
歌手とかバンドによってはどの曲も同じように聞こえる、何てミュージシャンもいますから、そういうの無いのにイエモンらしさは保ってるとこ、すごいと思うのです。
中山七里の「作家刑事毒島」を読みました。
「毒」が付くだけあって、めっちゃ「毒」てんこ盛りです。
文壇の世界(作家とか編集者とか書店とか)が舞台なのですが、文壇の世界の内側を覗くことが出来ちゃうので本好きにはすごく面白いと思います。
特に小説家志望の方にはすんごくお勧めです
これを読んでからもう一度書いている作品を見直したり、反省したりとかできると思います。
かなり「毒」を含んだ作品なので耳が痛いの必須です。
胸にグサッとくることもあると思います。
それは私みたいな読書感想文を書いている人にも言えます。
毒に侵されて、それでも面白いと思うんです。
作家なんだけど刑事でもある毒島先生の活躍が本当に素晴らしく、言っていることはもっともなんだけど、言い方がきつすぎて痛くなる。
「面白い」と心から思った作品であります。
本好きにはお勧めします。
文壇の世界を知ってから他の本を読むと違う感覚が宿ってますます面白く本を読めるようになるかも
おしまい。