塾長のNewsweek の子育て記事がupされています。
連載第4回目
子育てが難しいと感じる親──原因の一つは「甘え」と「甘やかし」の混同だった
<子育ての混乱は世界に通ずるものがある。国境を超えた子育て情報の氾濫、効率を求める経済...先進国の出生率の低さに「子育てへの不安」が投影されている。不安を紐解くために「甘え」と「甘やかし」の違いを、まず理解したい>
こちらからどうぞ
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https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2020/01/post-315_2.php
グローンバル化が進み、情報が多すぎる今の世の中
何か正しくて、何が間違っているのか、、、
それを見極める力がとても重要だと思います。
そして、子育ての悩みを抱えている親も多いです。
子育てが難しいと感じる親が増えている原因の一つに「甘え」と「甘やかし」の混同があり、
この二つは全く異なるものなのですが、はっきりと両者の違いを区別できている人は少ないと思います。
しかし、これを抑えるだけで、子育ては簡単になりますよ。
「甘え」ー子どもの成長のプロセスに欠かせないもの→甘えを満たされると精神的な自立ができる。
重要なのは、子どもにとって一番身近な存在である「母親」が甘えを満たしてあげることです。
「甘やかし」ー子どもの甘えの感情をお菓子やおもちゃなどの「モノ」ですり替える行為→わがまま
子どもが「車のおもちゃが欲しい」と言い張ります。車のおもちゃを買ってあげたら、今後は「電車のおもちゃが欲しい」と言い出します。子どもに要求されるまま、次々とモノを買ってあげると「甘やかし」になり、ますますわがままになっていきます。
「子どもが言うことを聞かない」「しつけを受け入れない」と悩んでいる方は「甘え」と「甘やかし」を区別して、子どもへの対応を変えてみてください。実践すると、子どもがガラリと変わって素直になり、しつけをスムーズに受け入れてくれるようになります。ウソだと思って試してみてください。
さて、甘えを満たすにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、
甘えを満たすには皮膚接触が一番効果的
以下そのまま引用
子どもの「甘えの感情を満たす」ことは難しくありません。
母親が一緒に遊び、抱っこして、頬ずりして、一緒にお風呂に入って、添い寝をして、母親の皮膚と子どもの皮膚が接触する機会を増やすことが、愛情の実感体験には一番効果的です。
母親が子どもとベタベタして、たっぷりかわいがってあげると、「自分は受け入れられている」という自信が回復します。すると欲求不満は解消し、わがままや反抗は収まっていきます。
子どもは「甘え」による母親との愛着形成を土台にして、しつけを受け入れ、 社会性を身につけ、自立していきます。
子どもに甘えや反抗など、普段とは違うおかしな行動があるときは、心に不安がある表れです。
親はこのサインを見逃さず、皮膚接触を増やして「甘えの感情を満たす」ことを心がけてください。
もちろんどの親も我が子を十分に愛していると「思って」います。
しかし大抵の子どもは親から愛されていると「実感できていない」のです。
親子で愛情の感じ方に大きな温度差(愛情のすれ違い)があることを知ってください。
子どもの甘え(反抗も甘えです)は、愛情の確認行為ですから、
求めてきたときはいくらでも甘えさせてあげればいいのです。
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私はこれをそのまま実践してきました。
例えば、息子が小さい頃から、私にべったりで離れられない子でした。
トイレにもくっついてくる、就寝中も私が隣にいるか何度も確認する(私のお腹を触る)。
公園などに遊びに行っても私から離れない。
ある人は「冬彦さんになっちゃうよ」なんて心配されるほどでした。
でも、甘えが満たされたら安心して離れることが分かっていたので
できる限りベタベタしました。笑笑
そんな息子が5歳の時「今日から一人で寝る」と言っていきなり離れてしまったのです。
それはもう、こちらが悲しく、寂しくなり対応できないくらいでした。
彼の甘えが満たされた瞬間で自立への一歩でした。
その後も成長過程で何かあった時は、話を聞いてあげたり、頭をなでなでしてあげたり、
抱きしめてあげたりすると
安心するのか(甘えが蓄えられたのか?)元の息子に戻ります。
そんな経験が何度もあり、この皮膚接触は甘えを満たす最強のツールなのです!!
成人した息子にはもうできないので、あの時 沢山抱っこしたり手を繋いだり、
一緒に寝たりできて良かったわ。
「甘え」は満たしてあげて、「甘やかし」はしないでくださいね!
これが実践できたら、あなたも子育てマスターです!!