【初めて読んでくださる皆さまへ】
 
毎週末にアップさせて頂いている息子が大事故に遭った時の事を綴らせて頂いているブログの続きです
 
私は元夫と息子の2人が、生死を彷徨う大事故に遭いました
 
1度ならず、2度も
私にとってはこの2回の大事故は、非常に辛く悲しい出来事で、それにより家族皆んなの人生も変わってしまった事、そして何よりあの地獄のような辛い日々を思い出してしまうことから、
 
長いあいだ人には言えない苦しい出来事でしたが、
 
最近になってあるきっかけからブログに書きはじめた事で、お世話になった方々への思い、普通に過ごせる日々への感謝などを改めて感じています
 
私などの経験で恐縮ではありますが、読んで下さる方々が、何かを考えるキッカケになって頂けたら嬉しく思います
 
 
さて、前置きが長くなりました…
過去のブログは下記から…
 
①  こちら
②  こちら
③  こちら
④  こちら
④ の続き…  こちら
(何故、息子の大事故の事をブログに書いたか)
⑤  こちら
⑤ の続き… こちら
⑥  こちら
⑦  こちら
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①〜⑧  こちら
⑨  こちら
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⑭  こちら
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⑯  こちら
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⑱  こちら
⑲  こちら
⑳  こちら
㉑  こちら
(事故原因について綴っています)
 
 
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脳挫傷になった事により、息子は様々な事が出来なくなりました
 
その一つが右半身が自由にならなくなったこと
 
脳に刺激を与えるために、不自由な右とは反対の左目にアイパッチをして片目状態にするとの事で息子は常に海賊のような状態に…
 
 
 
左足にも着圧の白いタイツを履いて脳に刺激を与えています
 
アイパッチをしたり、着圧ソックスを履くことで脳に刺激を与え、身体が動きやすくなるというのも、息子の事故で初めて知りました
 
こんな状態でリハビリを続けていたある日、息子が全てのものが二重に見える
 
と言いだしました
 
二重に見える、日本では複視とうらしいのですが、アメリカではダブルビジョンとドクターから説明がありました
 
これも脳挫傷から来るものでした
 
片目では普通の人でもバランス感覚や距離感が取りにくいと思うのですが、息子の場合はダブルビジョンになってしまっていたので、この海賊パッチでの生活は、二重に見える上に片目だけしか使えず、本当に辛かったようです
 
全てのものが二重に見えるという事は、文字も二重に見えるため、何かを読んだりテレビを見たりする事も大変だったらしく、いつも目が疲れたと言っていましたし、頭痛も酷かったようです
 
 
ダブルビジョンについては、眼科で繰り返し検査を受けましたが、簡単に治るものではく、長い間、二重に見える生活を余儀なくされた息子でした
 
後にずっと後になってから、眼科が優秀で有名だからと、我が家から何万キロも離れたイェール大学の大学病院で、目の手術を受けたらどうかと息子が事故当時通っていた大学に勧められました
 
イェール大学と言えばアメリカでも超難関大学、きっと大学病院も優秀だろうとは思いましたが、我が家からはあまりにも遠すぎました泣
 
ところが大学からは、
 
ご家族は御心配かもしれませんが、大学からイェール大学に行く方が断然近いので、我々が診察にも手術にも付き添いますから心配無用です
 
と言って頂き、結局大学側に通院や看病など全てお世話になり、手術を受けてやっとダブルビジョンが治るのですが、
 
それは事故から約2年近く経ったあとでした
 
このダブルビジョンの手術の費用に関しても、事故直後のドクターヘリの250万円と同様、有り難いことにアメリカ政府が出して下さったので、親の負担はありませんでした…
 
事故直後から常に最善の治療を受け続けられた息子は不幸中の幸い、本当にラッキーだったと思います
 
 
 
 
 
to be continue …
それでは皆さま、Have a nice dayクローバー
 
 
 
 
 
 
【メッセージやコメントを下さる皆さまへ】
息子の大事故の事をブログに記すと、いつも沢山の方々からメッセージやコメントを頂戴致します、皆さま本当にありがとうございます。
ご家族やご自身が同じ経験をされた方からも色々なお言葉を頂き、拝読していつも胸が熱くなります。
特に今、ご自身の大切な方が病院にいらっしゃる皆さま、お辛い状況や心配な毎日を過ごされていらっしゃると思いますが、ご自身の身体も労わり、休める時にはしっかり休んでご無理なさらないでください、そして大切な方の一日も早い回復をお祈りしています。