どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

うりのつるくるくる

2020年09月20日 | 田島征三

     うりのつるくるくる/田島征三/光村教育図書/2020年

 

 うりのつるが、つるつる つるりん と のびて くるくる くるりん るんるるりん とのびますが、虫がやってきて 悲鳴をあげています。

 つるで、くるくる くるりん りん! りん!りん!

 虫の大群で茎が食いちぎられますが まけないぞ。

 もう だめだ・・・と あきらめかけていると 小鳥がやってきて 虫をパクパク。

 おや実をつけてきましたよ。

 ところが こんどはヘビが小鳥の卵をねらっています。これは大変と つるは ヘビに巻きつき、鳥さんに おんがえしです。

 小鳥の卵がかえり、うりも いいかんじ。

 おじいさんとまご?がならんで ガブリ。

 裏表紙では おじいさんとまごが「ぺっ!」と出したうりの種が芽をだしています。

 茎が食いちぎられても ぐんぐんのびる うりの生命力です。


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