温泉寺で修業をおこなった者だけが知ることのできる境地・・・














温泉でこの身を清められたあとは、涼を求めた修行僧たちは座禅に勤しみます。















そして修業を終えた者だけが食べることの許される神聖なお菓子を食べることができるのです。











君は何を観たのか・・・?


と思えるワン・ショットですが、あまりの神々しさに言葉を失ってるのですよ?





もちろん、御朱印だって貰えるのであります。












ちょっと変わった御朱印ですよね?






皆さんも機会があったら是非ともここ『温泉寺』にお立ち寄りくださいませ。




※奥日光観光協会協賛🙈












温泉寺を後にして、少し散歩をした僕たちはキャンプ場へ戻って、バスの時間に間に合うよう急いでテントを片付けてバスにご乗車しました。















そして過酷な2日間の釣りと温泉寺の修業を終えた僕らは東武日光駅の広場に降り立ちました。













過酷な修業の全行程を終えた僕らは駅前でランチを取ることにしました。














wichaはトンカツ定食を頼みました。
















次回は『おとんが勝つ』でトンカツ定食を頼む優しい息子を眺めながら、僕は温かいお蕎麦を啜り泣くように食しました。


















それから修業僧の貴重なタンパク源として昔から重宝されてきた【湯婆ぁ〜ば】特製の湯葉を頂きました。














そうです。


『釣り』なんてものは所詮、魚を騙して口に針を引っ掛けるだけの非道な行いなのです。



人間の欲や釣り人のエゴ、大人たちの勝手な論理で弱い魚たちを苦しめる悪行なのであります。















僕はこの2日間を通して、本当に偉大な釣り人というものは魚を釣らない優しさと釣れなくても挫けない強さを兼ね備えた人間だということに漸く気付きました。





そうです。


魚を釣ることなんか素人や子供にもできるのです。


釣りをしに来てるのだから、魚を釣ったって偉くもなんともありません。



本当に難しいことは釣りをしたにも関わらず、釣らないという境地なのです。




新たな境地、発想の転換・・・







「パパ、特急列車が来たよ♪」





プォォーー〜〜ン・・・♪














「いいや、これはお魚が釣れた人しか乗れない特別な電車なんだよ?」




「ほら?僕たちはこっちの努力報酬型が嬉しい車輌だよ?」












貴方は楽だけど平坦な道と酷く険しくて過酷な道があったらどちらを選びますか?








道が険しければ険しいほど人はその先にある【報酬】というものを得ようとする心理が働きますが、その道の先には何もないかもしれない・・・






それでも平坦な道ではなく、酷く険しくて過酷な棘の道を僕は歩き続ける。






こうして僕たちは今回の過酷な2日間の釣りを終えるのであります。






【誠の釣り人の格言】












釣らず 釣らざる 釣り上げざる・・・




チーン♪



僕たちの修業の旅はまだまだ続くのであります。



🙈🙉🙊





(おしまい)