陽光に照らされた朝顔のお花を
眺めたある日のことです。
この日はいつものように愛猫、プリマ・L・アルテーシアに餌をあげて、肉球ハイタッチなども少々ご実演してみました。
お次はコーヒーをペーパードリップで愛情と真心と共に注ぎました。
いつものように朝食を拵えるのですが、この日はお子達ふたりに目玉焼きを作らせることにしました。
もういい歳なんだからとRukiに教えているとwichaもやりたいとせがみました。
wichaは勢い良く殻をカウンターに叩きつけると卵はグチャリと歪な形に変貌を遂げ、先程までの静寂は均衡を崩しました。
キッチンの上に広がる白身・・・
松尾芭蕉も絶句する程に崩壊した黄身の骸
wichaは無惨にも黄身の崩れた痛々しい目玉焼きを眺めながら激しく動揺し、地団駄を踏み鳴らして悔しがりました。
僕はそんなwichaに、「車の後部座席で購入した卵を全部割ってしまう大人だっているさ?」と優しく励ましました。
だから僕はモーニングを食べながら、ミネソタ州の卵売りの少女の生い立ちについて、お子達ふたりに説明しなければなりませんでした。
そんなわけで僕達ファミリーは仕事や勉強をして、時々は愛猫プリマ・L・アルテーシアの『ブリショー♡』を眺めながら長閑な午前中をやり過ごしたのでした。
お昼は人類が到達した麺類の最高峰ともいえる定番の『冷やし中華』を作成していました。
ナルトが入っているだけで、嬉しい気分になれるから不思議・・・
そんな僕らを余所にプリマは窓の外を眺めて、網戸から来る風を受けていました。
網戸を全開にしていたり、洗濯物を干す為に戸を開ける時にプリマが逃げてしまわないか心配になりますが、プリマは自分が行ったことのない場所へは決して行こうとはしません。
猫の習性なのか、プリマは行ったことのない部屋にも自分からは決して入らないのです。
それからこの日は残業とRukiの英語と数学の勉強を見ていて、夕飯ご制作どころでは無かったので・・・
じゃじゃん♪
念願の『吉野家ポケモン祭り♫』を開催することにしました。
そして実は僕だけワイフにおねだりをしてポケモンで、Rukiやwichaは普通タイプの大盛り、ワイフは並盛でした。
満を持して買った吉野家ポケモン弁当でしたが、出て来たポケモンは全然ピカチュウとはかけ離れたウミウシみたいなキャラクターでした。
初めは戸惑いの季節で、ウミウシくんはなかなか家に馴染めずソワソワしていましたが、徐々に馴染んできたご様子でした。
けれども先日家に来た先住の猫さんと早くも険悪なムードを漂わせ始めました。
先住の猫さんも負けてはいません。
眼光鋭くしっかりとそのつぶらな瞳で睨み返します。激しく火花を散らす両者!
この世は強い者が弱い者を食らう『弱肉強食』の世界・・・
人間たちが作り上げてきた法やルール、秩序さえも無い、ただ強い者だけが生き残る自然界の掟のみ支配する世の中なのです。
厳しい自然界の現実を、この小さな縮図の中にまざまざと見せつけられている想いに僕たちは駆られました。
「あっ!危ない!!」
「パパ、猫さんが食べられちゃうよ?」
「早く止めて!こんなのブログに載せたらバスっちゃうからカメラ止めてよォ〜?」
「いいや、お前たち、よくご覧なさい。これはマウンティングといて群れの力関係を示す挨拶みたいなもの・・・」
「こうやって無益な争いを避けて、誰もが共存出来る社会を作っているんだよ?」
「ほぉぉ〜〜ら?ふたりは仲良しだぞぉ〜♡」
プリマも心配そうにふたりの様子を眺めていました。
そう!
猫なで声で誰もが語れば、
きっと世の中、上手く行く♪
だってだって〜♫♪
このブログは奇跡のブログ!!
『wichaのブログZ』にゃんだからぁぁ〜♥
わぁ〜い♪
パチパチパチパチ(=^・^=)♪♫
(おしまい🐾)