リコリスのお花が地球の素肌を赤く染めたある日のことです。
この日も愛猫、プリマ・L・アルテーシアは長閑に暮らしていました。
僕は生まれてくる小鳥たちのことをそっと思案しながら・・・
お一人様の朝はカルメンの踊り子たちのように少し軽めです。
それからお仕事を物凄くハードにこなしてみました。
(※写真はイメージです。本文の内容とは異なり、ここまでは発汗していませんし、骨盤も正常です。)
お昼はややガッツリ目な軽麺を頂きました。
卵は硬茹でと半熟をいっぺんに作る為にラーメンマンの顔を描いて区別しましたが、全然半熟度合を素通りしていました。
この日の僕は仕事に追われていて、エレベーターで2階へ降りた瞬間、黒服を着た男に追われたりもしました。
あるいはショッピング・モールのメインストリートを黒服を着た男たちに追われて、全力疾走したことだってありました。
そのぐらい過酷な『お仕事中』で、僕は仕事に追われまくりました。
仕事をしていると直ぐに日は傾いてしまいます。空はこの日1番の美しい瞬間を迎えて、地球上にいる全ての生物たちから瞬間最高視聴率の眼差しを受けるのです。
学校から帰ってきたお子達ふたりに「お帰り」の挨拶をして、宿題などを見ながら夕飯の準備を始めます。
お子達ふたりに勉強を教えながら、受験生に相応しい大学芋をご制作致しました。
青春時代特有の甘さがあり、でもちょっぴり大人染みたビターな味わいもあり、ほんのり初恋の味のする大学芋が出来たんじゃないかと正直思いました。
この日の夕飯は前日に引き続きロールキャベツを食卓へ並べました。1日700円生活なので2日分の料理をいっぺんに作ることは賢い主婦の節約術なのです。
しかも2日目のロールキャベツはキャベツも柔らかくなり、胃にも優しい味わいになってるのです。
そんな本物の『ロールキャベ2』を食べながらお酒を飲むことは、『液キャベ』や『ソルマック』を飲んだ安心感に包まれていたりもするわけです。
プリマもすっかり猫の仲間に気を許しているご様子でした。
こうして僕は知らず知らずのうちに『食べる前に飲む!』を実践していたのであります。
(おしまい🐾)